ママ友たちの味噌談義

水曜日・木曜日はお休みだけど、2月は「手前味噌つくり」に忙しい。
5人づつやってきた。
昨日は、近くの幼稚園のママさんのつながり、つまりママ友さんたちが
幼稚園にあずかってもらう時間で5人つづけてやってこられた。ベテランの菌活ママも
そのうちふたりいて、みんな毎日子供の弁当やごはんをつくっている「てさばき」もあり、
スムーズに味噌が次々にできあがっていく。子供たちの未来の体の元になるもんやし、「食育」というのは
そんな人たちこそ大事だと痛感する。何度もしつこくいうけど、市販の味噌は「腸内細菌を殺す」もんが
入っているよ。

午後は天真庵用の味噌つくりと焙煎。大豆を煮る香りと珈琲の香りに包まれる。
夕方、日本人ならだれでも知っているアーティストが珈琲を飲みにこられた。
界隈の花街の残り香をかぐような仕事をされ、〆に天真庵のカウンターに座り、談論を風発する、
という企画で、休みだったけど、おもしろい内容なので承諾した。
さすがに時代をけん引し続けるアーティストの感じてる「今」のものは、魂に染み入るものがある。
珈琲党であることは存じあげていたが、「ほぼぶらじる」を3杯も飲んでくれた。
久保さんの白いカップも光っていたように見えた。「一流のもの」は、お互いを引きだたせる。

珈琲といえば、東京で一番おいしい珈琲屋だと思う「なにわや」が今月9日で緞帳を下げる。
山陰の海の近くに移住するらしい。水曜日の昼間に、おわかれの一杯を飲みにいった。
東京から離れるけど、次は、日本で一番おいしい珈琲屋になるかもなんばん。
一期一会、お茶に通じる「こころ」をもった珈琲人が、江戸から旅立つ。またうれしからずや。感謝。

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