オミズ

能登の「奇跡の水」を毎日飲んだり、目にミストしたりしている。
珈琲の味はもちろんだけど、お茶、とくに玉露を入れると、違いがわかる。
今日もまーくんの気功整体「満つまめの会」だけど、時間がゆるせば、施術にの前に
「玉露」を飲んでもらっている。飲んだ瞬間に体中に玉露の妖精がいきわたる、そんな感じ。
「わかる人はわかる。わからない人はわからない」世の中、どの世界もそうやね。

おばあちゃんの民宿からすぐのところに、おっばちゃんの家族が経営する食堂がある。
お店の名前は、そのまま直球で「水」。オミズがいるお店ではないけど、オミズより素敵な
おばあちゃんが5人くらいいて、てきぱきと接客したり、魚をさばいたり、焼いたりして、
さながら「能登のかもめ食堂」だ。朝の9時からやっていて、平日だけど、常連客で
にぎわっていた。焼き魚定食(700円)を注文する。接客係のおばあちゃんが、近づいてきて
耳もとで「ごはんをおかわりすると100円かかるので、てんこもりにしてね」とのこと。
ごはん、みそ汁を自分でついで、小皿三品が自由に選べるシステム。ひじきの炊いたん、ポテサラ、切り干し大根を
お盆にのせて、さばの塩焼きを待つ。至福の時間だ。

東京にいると、「まずお金」の話になるし、何をするにも、そこから離れられない。
能登半島は、俗がない、とはいいきれないけど、今の日本のシステムとは違って、
縄文時代から続いている「自然によりそった暮らし」みたいなものを、いろんなところで
垣間見ることができる。

もちりろんテレビで下町の風景を見て、「ぼくも下町のおばちゃんたちと、あんな風に会話しながら
暮らしてみたいボリボリ・・・」で下町に住んでみても、だれも声をかけてくれない。
その土地土地の地縛霊たちともチャンネルをあわせるような気持ちが大切なのである。

能登病ではないけど、とある小さなな包丁やさんで「包丁」を買った。1年半待ちの人気の包丁。
今朝の朝日新聞の「折々のことば」にこんなのがあった。

上手な職人が使用した道具というものは美しく残るものです。・・・そのとおり!道具
というのは「道」に「具」わるものだ。一年半が待ち遠しい。

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