すし、てんぷら、そばを窮める

先週の「英語で蕎麦会」は、ロシアの3人の若者をポンビキして始まった。

「日本でなにを食べましたか?」とおばさまが若いイケメンで背の高いくんに声をかけたら「すし、てんぷら・・・ボリボリ」と答えたらしく、「では、今日はそばを食べるといいわね」みたいなことをいったら、「OK」になったということだった。三種の神器のように、世界に広がっているようだ。

昨日は「蕎麦打ち大学」と「鮨をにぎる会」だった。先月の南島原の蕎麦会にお手伝いで参加してくれたかすみちゃんが、たおやかな蕎麦を打ち、その後、鮨をにぎった。

白身はいきのいいイナダを出刃でおろし、柳包丁でそぎぎりをし、それをにぎる。すしやのたまごやきとそばやのたまごやきは、少し違うけど、そばやの卵焼き、まぐろ、みょうが、そして旬の菜の花のおひたしをにぎる。

この春のえぐみのあるものを、わさびとすめしで食べる、一瞬の旬の味は、日本人にお繊細な自然感があみだした味ではなかろうかしらん。

閉店まじかにこられた銀座のワインバーのママさんが、かすみちゃんの技にひとめぼれして、この秋に銀座で「新蕎麦とワインの会」をやることになった。

またおもしろい目標ができて、楽しみであーる。

今日はこれから「卵かけごはん」。今日の味噌汁には、旬の菜の花を入れるみたい。

卵は埼玉の平飼いの卵。香のものは大根をきのう、梅酢につけていた。菜の花、梅酢は能登からおくられてきた。

優秀なお弟子さまが、島原や能登に移りすみ、いろいろ新しい人や食や文化の交流が優美にひろがっている。

昨日まで代官山で個展をやっていた般若くんのねえちゃんも金沢から遊びにこられ、「ほぼぶらじる」を飲んでいかれた。

新幹線で金沢までいけるようになったので、ほんとうに近くなった。

夜は「福の会」