残り物には福が・・・

昨日は京都から織田流煎茶道の先輩夫婦が遊びにこられた。
金沢までサンダーバードにのって、そこからレンタカーでこられた。
煎茶は日常茶飯になっているので、玄関のテーブルに座ってもらって
「ほぼぶらじる」の「れーこー」(今は関西でもそうはいわないらしい  訳・・冷たい珈琲)
がウェルカムドリンク。

能登半島は発酵半島、といわれる。縄文時代から「イルカ」や「魚」を主食にしてきた
場所なので、それらの保存の文化がおのずから発達した。イシル、といわれる魚醤は最たるものだ。
「なれずし」というのもこの地から生まれたもので、今の鮨の原点みたいな食べ物。
昨日は「なれずしの名人ばあちゃん」にもらったアジのなれずしを酒肴に、酒を酌み交わし談論風発。

お茶の仲間と話だすと、茶・花・お菓子・掛け軸・建築・・・共通の話題に尽きない。
食事の後は、煎茶。お茶うけは、隣の畑でとれた自然農法の「すいか」。粋、という風情。

夜は「梅茶翁」の三輪福さんがきた。
冷蔵庫の中の残り物で、サラダやガレットをつくり、ほぼぶらじるの暖かいのん、で夕食。
三輪福さんと残り物で夕餉。まさに「残り物には福がある」だ。

今朝は朝から☔。朝からなんだけど冷蔵庫の残り物のカレーがあったので、それを食べ、
となりのおばあちゃんがくれたナシとスイカがデザート。
それらをゴミ袋に入れ、町指定の「燃えるゴミ」の赤いシールをはって、ゴミ置き場に・・・

この一週間は、「泳」での「おまかせ定食」(1500円×2人)と、徒歩25分の酒屋で買ったビール6本
1300円。一週間の食事代4300円也。

ご馳走とは、畑に走っていき、献立を畑と相談することをいう。畑の先に走ると海がある。
「庭付きの家」が日本人の長いあこがれの住居やけど、もっと目標を大きくもって「海付きの家」
にしたら、「ゆたかさ」の質がかわる。能登にはそんな家が、いっぱいあるよ、ほんと。

象印の保温ジャー

今日は「本」とかダンボール、小型家電を回収してくれる日。
東京と違って、分類が細かい。人口が違うし、焼却炉の性能が違う。

納屋の中に、おじいちゃんたちが大切に残してくれた「象印の保温ジャー」
があったので処分した。新品同様だけど、ごはんは土鍋で炊く、を基本にしていて、それで炊くと冷えても
うまいので、「保温・・」はいらない。テレビでも宣伝していたし、一世を風靡した家電。

この家を建てたおじいちゃんは船乗りさんやった。納屋にはそのなごりで、寅さんみたいな皮のトランクも
大切にとってある。押上文庫ちゃんが「これから旅することが多くなりそうなので、それよかったらください」とのこと。
なんとなく彼には似合いそうだ?

今日は京都と能登から二組の「お客さん」の電話・・・
「寒山拾得美術館」・・・鳥になってしかこれないような辺鄙なところにあるけど、千客万来だ。

石川県には、鈴木大拙先生、西田幾多郎先生のふたりの哲人を輩出したとこ。
どちらも「記念館」がある。うちの小さな美術館も、おふたりの「哲」を少し
感じられるような工夫を施してみた。

京都にいくと、襖や屏風や茶室の掛け軸なんかに「寒山拾得」を発見することが多い。
「あ、カンザンジュウトクだ」と、いうだけで、何かモノシリか博識?になった気分
になるけど、その実、その内容がよくわかっていない場合が多い。

「こうこうこう」と説明すればするほど、話すほうも聞くほうも、真理から遠ざかる。
「禅」とか「哲」には、そのような性質のものが多いのかもなんばん。

大拙さんは、西田さん宅で禅はこうゆもんだ、といって卓子(テーブルのこと)をガタガタ動かされた。
後日西田さんも禅はこういうもんだ、といってガタガタ卓子を動かした、という逸話が残っている。
「不立文字」(ふりゅうもんじ)とは、そうゆうことなんだろう。

9月1日(日)弾き語りシャンソン ライブ

演奏:上原英里(唄&ギター)

19時開場 19時半開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲・付き)

21日(土) 吉良 剛ギターコンサート

演奏:吉良 剛(ギター)

19時開場 19時半開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

26日(木) 赤須バーライブin天真庵

演奏:赤須翔(ギター・蕎麦打ち)・バロン(ウクレレ他)

19時開場 19時半開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

能登へきたまえ

江戸から明治にかけて、「北前船」が日本海を中心に活躍した。「きたまえ!」
春は、大阪から米や酒、衣服、油、雑貨などを運び、帰路は北海道や東北
からニシンのかす(肥料にしたらしい)や海産物などを運んだ。

能登の家から、門前や珠洲にでかける時、「門前町黒島町」という北前船ゆかりの街
を通る。ここは、北前船の「五大船主」が居を構えたりしたとこで、建物や庭や調度品
などを見ていると、たんなる「貿易で稼いだ富」だけでなく、「文化」が感じられる。

能登の漁師がもっている「まきり」という包丁も、堺あたりの包丁が船上でいろいろな魚を
捌いたりするうちに、「万能包丁」のように進化したものだ。「ふくべ鍛冶」に頼むと2年
くらいかかるけど、一生ものの「まきり」ができあがってくる。

その一角に「泳」(およぐ)という魚のうまい店がある。おまかせ定食(1500円)を所望すると、
能登前の魚のさしみや焼き魚、天ぷらがでてくる。これを食べていると、まるで海の上を「商社」
のごとく駆け回って富を得た「富豪」にもなった気分がする。

きれいな女将さんが「今日はお祭りなので、車をそのままにして見ていってください」とのこと。
毎年8月17日、18日が「黒島天領祭り」がおこなわれる。中心になる「若宮八幡神社」に参拝。
名前を見ても「九州」との縁を感じる。少し高台に続く参道の階段から海が見えた時、海の男たちが
神様に祈る気持ちが伝わってきた。
この地に住むようになってまだまだ日は浅いけど、ずうっと遠き過去に生きていたような不思議な記憶。

哲人の言葉がよみがえる

人間というものは時の上にあるのだ
過去というものがあって 私というものがあるのだ
過去が現存しているということが
またその人の未来を構成しているのだ(西田幾多郎)

危険な暑さが続く

お盆の間は、伝馬船はでないし、みんな畑仕事もしていない。
やはり「先祖さまをおもてなし」する期間なのだろう。

しかし、月の10日しか能登にはいないのだから、こそっと雑草をとり、
畑に米のとぎ汁をまいた。「ほったらかし農業」にかかわらず、辛味大根
などは大地のめぐみとお天道様の冥加で、生きている。「命」ってすごいね。

昨日は台風の影響で、志賀町も40度を超えた。石川県でいちばん暑い場所になった。
それでも東京の暑さとは「質」が違う気がする。
昔と大きく違うのは、この季節には「とんぼ」がたくさん飛んでいる。
都会には、長渕剛よろしく「とんぼ」みたいな人はいるが、オニヤンマも盆トンボ
も飛んでいない。

9月1日(日)弾き語りシャンソン ライブ

演奏:上原英里(唄&ギター)

19時開場 19時半開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲・付き)

21日(土) 吉良 剛ギターコンサート

演奏:吉良 剛(ギター)

19時開場 19時半開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

26日(木) 赤須バーライブin天真庵

演奏:赤須翔(ギター・蕎麦打ち)・バロン(ウクレレ他)

19時開場 19時半開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

「東京から能登に移住」した二組の家を梯子

昨日は、輪島の「松尾栗園」にいく。輪島と珠洲の境の静かな街にある。
珠洲は、毎月いろいろな用事があっていく。
その途中に、平家の重鎮で壇ノ浦の戦いでやぶれ、この地に流された平時忠の終の棲家がある。
松尾栗園はそこからすぐのところにある。平家ゆかりの里だ。
時忠の娘が「わらび姫」で、能登の天真庵の近くの「義経の舟隠し」は、兄に追われ、
勧進帳の安宅の関を超え、奥州に逃げる途中に「わらび姫に最後にあいたい」と思って
たちよった悲話の一説。

「わらび姫」で検索すると、昨年の2月に自分で書いたものがでてきた。それによると・・・

「昨日味噌つくりが終わった後、湯豆腐でぬる燗を飲んだ。「惣花」という灘の酒。ぬるめで燗にすると美味い。

鍋には「ギマサ」も入れてみた。昨年の夏に「能登そばUFO」という新作そばにいれた海藻。

ホンダワラの若い芽で、能登半島では「義馬草」(ギバサ)と呼ぶ。壇ノ浦で平家を破った義経は京に凱旋し、不思議な縁で、平家の重鎮、平時忠の娘の「わらび姫」を妻にした。

そして誰もが知るように、その後兄頼朝の嫉妬により、奥州にのがれた、とされる。

その時、平時忠とわらび姫は能登半島に流された。落人になった義経は、最後の別れをと、能登に立ち寄った伝説が能登にはあまたある。「義経の舟隠し」という夕陽が美しい場所があったりする。

ギバサ、とはその時、義経の馬に海藻のホンダワラを与えた、という「義経の馬の草」として、今も能登では呼んでいるのだ。

厳しい能登の冬を連想させるようなギバサをつまみに、ぬる燗を飲む。義経とわらび姫の悲しい話が五臓六腑に涙のように染みるのである。」

松尾栗園の後は「梅茶翁」に、立ち寄る。「能登」という雑誌の最新号に紹介されたこともあり、他府県ネンバーの
車が並び、店内は満席だった。アウトドアの梅林の下で、天然氷をつかった「かき氷」を食べる。
ドリンクメニューには「ほぼぶらじる」もある。ぼくが焙煎した豆だ。最近隠し味に「能登」のもんを使っている。
なぜだか?茨木に住んでいる「そばの御弟子様夫婦」が売茶翁のまわりの枯れ木を片づけていた・・?
そろそろ「能登に移住?」 もくもくと働いている後姿を見ていると、そんな声がした。

じんのびの湯

総持寺の門前に、そんな温泉がある。ラドン温泉で、旅の疲れをゆっくりとってくれる。
ワインやさんが経営するレストランや、ちょっとアバンギャルドな宿泊施設も併設してあって、
能登の天真庵からも車で15分くらいなので、うちに立ち寄る人たちにおすすめのホテルと
して紹介している。ここから見る夕陽は、ほんとうに極楽浄土を生きている間に垣間見る世界のようなすばらしさだ。
普段は地元の漁師さんたちが多くきていて、「いいがね」という感じ。昨日はさすがに夏休みなので、関西や関東の
ナンバーの車でひしめきあっていたし、風呂の中のイモ洗い状態やった。

火曜日の営業が終わって、能登にきた。
カンタンにいうと、関越と上信越経由で、北陸自動車道をつかってくる。昔から旅の難所の「親不知」
あたりは、トンネルの連続で、26個中〇〇個というような案内があり、あたかもマラソンのごとくだ。
高速を走る時は「NHK FM」を聴いているのだが、さすがにそのトンネル地帯はCDをかける。
うちでライブをやってくれる大石学さんや、ギターの成川さんのCDを車に積んでいるけど、今回は
スタン・ゲッツを聴きながら走った。「親不知をスタンゲッツ」・・古くて新しい。

能登半島は、大阪くらいな面積に、19万人が暮らしている。その中で65歳以上が半分超え・・・
という日本の縮図のような土地。でも都会と違うのは、「自然」がいっぱいあり、住んでいる人
たちが、自然に寄り添って生きているし、その恩恵を享受できる智慧が生きている。

9月1日(日)弾き語りシャンソン ライブ

演奏:上原英里(唄&ギター)

19時開場 19時半開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲・付き)

21日(土) 吉良 剛ギターコンサート

演奏:吉良 剛(ギター)

19時開場 19時半開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

26日(木) 赤須バーライブin天真庵

演奏:赤須翔(ギター・蕎麦打ち)・バロン(ウクレレ他)

19時開場 19時半開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

ボンカレー

昨日の朝は「卵かけごはん」だった。
毎週こられるくんが、「今日は昼はカレーです。」という。
「ふーん」と思っていたら、午後カレーの残り香とともに再来店。
近くのカレーやさんでランチをしたらしい。
お盆休みに食べるカレーを昔から「ボンカレー」という。

今日の営業が終わったら、こちらも「能登休み」。
前回は雨でいけなかったけど、「松尾栗園」によることにした。
そこのブログに、栗園の様子が綴られている。「能登で暮らす」
ということの、すばらしさと厳しさが正直にかかれている。

8月1日の「北國新聞」(きたぐにではない、ホッコク)に、能登の天真庵が
大きく紹介された。
「寒山拾得美術館」の名前も住所も伏せてもらった。「小さな美術館」と書いてもらった。
今回も関西と東京から「美術館」の予約が入った。
小さな美術館を遠くから来られ、茶を飲んで1000円・・・やらずぼったくりの感もあるだろうけど、
助成金とか行政に頼らず、そのようなものを運営するには、さもありなん、と思っていただけるとありがたい。

空港から車で一時間。最寄りの駅「羽咋」(はくい)から車で一時間。
「ちょっと近くにきたので」という場所ではない。
でも本家近元の寒山は巖の穴に住んでいた。彼の「寒山詩」に
「人里離れた洞窟に住んでいる。ここへくるには、鳥のように自由に飛べるものでないと容易にこれない」
みたいなんがある。まさにぴったりの場所にある。俗を寄せ付けないような場所を「桃源郷」という。
石原に「豆源郷」という豆腐屋がある。たぶん日本一うまい豆腐屋。そこのにがりは「能登」のものだ。

9月1日(日)弾き語りシャンソン ライブ

演奏:上原英里(唄&ギター)

19時開場 19時半開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲・付き)

21日(土) 吉良 剛ギターコンサート

演奏:吉良 剛(ギター)

19時開場 19時半開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

26日(木) 赤須バーライブin天真庵

演奏:赤須翔(ギター・蕎麦打ち)・バロン(ウクレレ他)

19時開場 19時半開演  ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

「月曜の朝は卵かけごはん」の中に健康のエキスが・・

梅雨に「梅干し」を仕込むと、梅酢ができる。
「かえし」の〆にキャップ一杯ほど入れると、醤油の味がしまり、
そばのうまさがワンランクあがる。

ごはんを焚く時、昔から料理人は、盃の高台(裏の台)に酒などを入れて、隠し味にした。
それを梅酢にすると、またワンランク上のごはんができる。
お米にもち麦を少し入れると、腸内細菌が活発になる。デザートに「はったいこ」を
使うと「天下無敵の腸美人」になる。

味噌汁は、手前味噌が断然うまい。市販のものは、いろんなケミカルが入っていて、
味噌の発酵までおさえているものが多い。ということは、腸の中に入っても、あまり役にたたない。
「発酵」と「くさる」は違うもんやけど、「くそみそ」にされているきらいがある。
「ボー」と生きていると、そのあたりはどうでもよくなるのか・・?

卵は「暮らしの実験室」で、平飼いにされた🐓が生んだものを使う。
無農薬の野菜をつくるとこで、そこで育てた野菜を餌にし、♀の中に♂も
入れて、「自然」に育てている。エッチもしてるし、夜になると眠る。
ブロイラーいうのは、電気を使って夜中でも「朝やで」と🐓の脳をだましながら
大量の卵を効率よく産ませる「卵工場」みたいなもんや。

醤油は「かえし」を使う。これは「にきり醤油」というか、「そばやの命」
みたいなもんだ。古式醤油を二種類使い、熟成させながら、そば用の汁を作る。
「そば」だけでなく、さしみや「すし」にもあうし、うなぎやあなごの「たれ」にしてもうまい。

それに「香のもの」をつける。線香やないよ。「つけもの」
日本一上品な街・・「小倉」で生まれたので、おばあちゃんが「つけもんやらいったら、下品っちゃ。コウノモノ
といいなさい」とたいがいの家庭で教えられる。
江戸時代に白米を食べるようになって脚気(かっけ・かっこいいではない)が流行った。当時の小倉藩主の小笠原公が
「それはまずかばい」ということで、米ぬかをなんとかせにゃあかん、ということで「ぬか漬け」を奨励したのが始まり。

そのなごりで小倉では「さばの味噌煮」ならぬ「さばのぬかみそ炊き」というのが伝統料理として残っている。
茶道華道でも「小笠原流」いうのがある。その源流も「小倉生まれの玄海育ち」なのだ。
「一グラムに一億の乳酸菌」が入っている糠味噌を使わぬ手はない。

「今日も我が家はコンビニごはん」のように、包丁も調理器具も使わないような料理(といえる?)
が幅をきかせている昨今。ときどきは、「〇〇の素」みたいな調味料ではなく、昔からいう塩梅(あんばい・・塩と梅酢)
に挑戦してみては如何?今日は旗日だけど、「月曜の朝は卵かけごはん」が始まる。

里帰り

今日はふるさとへのUターンのピークらしく、朝から下りの高速は
混雑している様子。車で運転中でも熱中症には注意するようラジオで
熱く語っていた。

30年以上も、毎年二三回(にじゅうさんかいではない)は、九州の実家
と東京を車で往復している。最近はそれに能登が加わり、能登の家は毎月
往復している。

最初のころは若かったので、薬局で「モカ」という怪しげな眠気さましを
買い、ほぼノンストップで九州まで車で走らせた。
そのうち「ギャラリー」をやるようになって、京都や美濃の陶芸家や染色家などを
たずねながら、寄り道をする旅になり、三重の久保家や四国の南條先生の家経由で、八幡浜からフェリー
の旅をしたり、最近は泉大津から門司までフェリーをつかって帰ったり、
その時その時の気分で里帰りをしている。

あたり前だけど、高速道路の上をずっと走ると、♪めしはうまいし ねえちゃんはきれいし・・
なんてことはまずないので、できるだけ、下道を走るようにしている。
特に、田舎のほうは、思わず素敵なカフェとか食堂、直売所とか、鄙びた温泉なんかにであったりして
「人生は出会いだ」の感動がある。
九州から能登にいく時は、山陰を下道で走る。この旅のおもしさをしったら「やめられない」。

ナビの言う通り、雑誌やネットの言う通り・・・・では、テレビの旅番組を見て、旅をした感覚
になる・・・ただそれだけ。生きている間は、体と頭と五感を使いながら「いろんな感動」を
しながら旅をしていきたいものだ。

来週は「能登休み」。いくと二日間は「雑草との対話」になる。
こんな猛暑の中、辛味大根や枝豆ちゃんは大丈夫か少し心配ではあるが、
「無為自然」・・・なるべく自分も自然体で力を抜いて生きていきたい。

今日は日曜日なので、16時閉店。

英語で蕎麦会

昨日は夏休みモードの中、英語で蕎麦会があった。
先生と生徒がスカイツリータウンに6時ごろ集まり、外国人観光客に
声をかけ「いっしょに、チャーしまへんか?」とか「おもろい蕎麦屋で、いっしょに蕎麦たぐりませんか?」
などつたない英語と身振り手振りの手練手管を駆使して、ポン引きをする会。

反対の立場で、よその国にいって、「おいしいフレンチがあるんやけど、そこで日本語教えてくんない」
なんていわれても、9割以上の日本人は「NO」と答えると思う。
でもこの方式で、5年くらいやっているけど、9割くらいの成功率だ。
おかげでいろいろな国に友達の輪が広がっている。

だいたい、7時から8時の間に、外人さんと「同伴」で英会話が始まる。
昨日はすぐに電話があり、お店の閉店前にフランス人のイケメン兄弟ふたりと、
日本人5人の「英語で蕎麦会」が始まった。

東京オリンピックの前で、東京の街も、長屋や古民家などが壊される憂き目になり、
街は「復興?」さながらの建築ラッシュ・・
でも外国からくる感度のいいひとたちは、「本来の日本の家」や「昔からの暮らし」
が見たいんだと思う。どんな仕組みかしらないけど、背たかノッポのタクシーが幅をきかせて
うらぶれた十間橋通りを毎日走っている。マラソンコースは、温度があがりにくい舗装材を
使って工事をしていくらしい。

そんなにお金をかけるより、真夏はやめて秋にするとか、いっそ石川の千里浜をコース
にしたら、人間本来の走りができるのではないか?などと思ってしまう。
すべては、資本主義のなれのはての姿だ。

会の最後に、みんなで記念撮影をし、ぼくの「能登の寒山拾得美術館」のショップカードを
渡す。感度のいい外人さんは、筆をもった寒山と箒をもった拾得に興味をしめしてくれる。
池袋のギャラリー時代から、うちにお茶を習いにきた岩本先生が、わかりやすい英語で
「足るを知る寒山拾得ワールド」を説明してくれた。感謝。