2018年のはじめに、能登の古民家を買って暮らしはじめたので7年半になる。
「終の住み家」の準備みたいなものだったけど、能登の塩と出会い、自分のそばまわりの味や、
筆子さんのつくる「味噌」や「梅干し」や「柚子胡椒」などが、温故知新の滋味になり、
お弟子様が増えていった。加えて、「珪藻土七輪」や「霊水」との出会いもあり、「UFO焙煎器」が生まれ珈琲の味
も各段に上がっていったと思う。65歳でお店もやめようと思っていたけど、こきつかわれて、来年古希になる。
そのあたりを「くぎり」にしたいと思う。
昨日、日産の株主総会のことがニュースになっていた。多額の赤字で青色吐息のようだ。
うちは、「セレナ」という日産の車にのっている。椅子をフラットにすると、平行になって
シートをひくと、ベットになる。「霊水」を70L汲んでいったり、梅なども運んでいくので、この車がベストだと思った。
べつに「ゴーン」がネコババしたのが原因でもなく、次の経営者がどう、という問題だけでは
かたずけられない根本の問題を考えていく必要がある。「車という麻薬」を先進国が国益よろしく作ってきたけど、
そろそろ限界にきているように思う。そろそろ車・環境やエネルギー・食料のことも「国益」じゃなく「地球益」レベル
でモノを考えないと、もたなくなっているんじゃない?
最近トランプが「アメ車が日本で走っていない」とおらんだ。この狭い日本で戦車みたいな車は似合わないし、
デザインもイマサンか四・・・・いろいろ各社が競争して、ナビやドライブレコーダを標準装備したりするオカゲで、
車の価格が、めちゃくちゃ上がっている。メカも半導体たよりで、なんとなく危うい。ひとつ150円のコンビニの
おにぎりが何か月も腐らない世の中で、500万の車が5年で「O円」になる不思議な経済学。
不動産バブルのおかげで、うらぶれた墨田区でも、駐車場
の値段の平均が月3万円になった。加えて、戦争モードでガソリンの値段も高止まりしたままだ。能登に入ると、地震の
影響で道がガタガタのままだが、途中の関越や上越や北陸自動車道も「地震の影響?」というような老朽がめだってきた。
能登は地震から一年半になりやっと公費解体がすすみ、どんどん被災した家が壊され、平地が増えていく。都会と違うのは、平地に新しい家や、マンションが建つことがない。建築費も高騰し、坪単価が200万。あと10年かそこらの「終の住み家」を20坪
建てるのに4000万・・・・「老後の蓄えの2000万」を考えると6000万はいる。
能登全体の「空き家率」も地震前の10%が、25%を超えた様子。でも能登は楽園「能登はやさしや土までも」だ。
最近の東京の新築マンションが一億円・・・そんな時代になってきた。「科学的」に「震度7に耐える躯体」
になっているのだろうが、その「科学」というエビデンスがそもそも、危うくありませんか?すぐにひっくりかえって
「想定外」になるような「科学」に何度だまさればいいんだろうか。
墨田区はまだまだ長屋や古い木造家屋が多く「木蜜地帯」と言われている。
でも「腐る家」や「災害の時に焼ける家」のほうが、自然なような気がするのは、ぼくが「古い」せい?
何か月も腐らないパンやおにぎりを重宝したり、50年ローンで買うマンションが「新しい」のかな~?わからん。
朝から蚊や蜂さんが家の中を飛んでいる自然でいずれ「腐る家」で、腐ることなくそんなことを「哲」している。
昨日のニュースにもうひとつ。「デパートの売り上げが激減している」とのこと。
あまり報道されないけど、「私が見た未来」(311を予言。7月5日に日本に津波がくる、と予言)
が中国語に訳され、中国人の観光客が激減しているらしい。またホテル同士で「カルテル」が結ばれて
いるのだろうね?7月8月の東京や京都や観光地のホテルは、格安になっている。
少子高齢化が問題になっているけど、インバウンドも含め、この国に適正な「人の数」を、神様が調整しているのかもなんばん。感謝。