月曜の朝は玉子かけごはん

令和の米騒動がかしましい。日本人が「米」じゃなく「小麦」
、しかも外国からの遺伝仕組みかえ小麦を好んで食べるようになって久しい。
米が少なくなって、テンバイヤーたちも「今だ」みたいにでしゃばっているので、
たいへんな騒動になっている。何か変じゃない・・・ちゃちゃニッポン?

日本人の「ありよう」の原点は、記紀に書かれた「瓊瓊杵尊 斉庭稲穂の神勅」
だ。天孫降臨の時、アマエラスさまが、ニニギノミコト(瓊瓊杵尊)に稲穂と、
「斎庭稲穂(ゆにわのいなほ)の神勅(しんちょく)」を渡した。

「これから「瑞穂(みずほ)の国」(日本のこと)を栄えさせなさい」、という母の気持ちが伝わってくる。

記紀を読まなくなり、米を食べなくなり、稲作(ものつくり)をないがしろにして、
「株でもうけた・・・ボリボリ」とか「土地を売ってもうけた・・・ボリボリ」とか
「米やチケットを転売してもうけた・・ボリボリ」・・・みたいなもんが跋扈した結果が「今」じゃない。
それを、政治家たちまでが「今だけ 金だけ 自分だけ」の「三だけ主義」でやっているから、
財務省がダッチロールをはじめて、ニッポンが滅ぼうとしている。

日本流の最高のおもてなしである『茶事』は、 お客様を招いて、お食事とお茶を供すること。 今では「幻の茶事」になってしまったけど『茶飯釜の茶事』とういうのが、「茶の原点」だと思う。
迷った時は、原点に立ち返り、「お米のことをもう一度考える」のが、いいかもなんばん。
これから「玉子かけごはん」。炭火で炊いた「ごはん」が美味い月曜日。感謝。