TKG(玉子かけごはん)が、やっぱ好きやねん!

「月曜の朝は玉子かけご飯。」
だいたい、月曜日の朝は、そんな出だしでブログを書く。311があった2011年から続いている。
昨日は、「いきなり山梨」から、親子で食べにこられた、というふたりから始まり、常連さまと続き、
ブログを書く時間がなかった。寒い朝だったけど、わざわざ足を運んでくれるお客さまに足を向けて寝れないような気分。

京都に住んでいたころ、ときどき京都一乗寺にある「天天有(てんてんゆう)」というラーメン屋さんにいった。
すぐ近くにIくん(今は上場会社の社長をしている)の下宿があったので、彼を訪ねた時は、ふたりでいった。
看板娘のおばあちゃんは、お客さんに水をだすと「にーちゃん、なにしょー?」とオウム返しのようにやさしい京都弁で
聞いた。鶏ポタージュの「元祖店」といわれ、学生に人気があった。そのラーメンの上には、「温泉卵」がのっていて、
常連さんの「裏メニュー」に、それをごはんにのっけたん・・・つまり「玉子かけごはん」があった。寒い冬に食べると最高やった。

昨日は、無性にその「天天有の玉子かけごはん」が食べたくなった。
ので、10時になってのれんを下げ、買い物をした後、「まかない」に、ソレをつくってみた。
雪平にお湯をわかし、沸騰したら玉子をいれ、12分待つ。それをごはんにのせ「かえし」をパラリ・・・
天真庵が、京都になった!醤油でも代用できるので、忙しく、京都までいけない人は、試してみて!
「簡素なもの」がいいね~。最近つくづくそう思う。

今日も、朝からそばを打ち、かたわらの石油ストーブと、ペレットストーブと、囲炉裏の上には、
「味噌つくり」の大豆をいれた寸胴をのせている。
明日・明後日は、お店はお休みだけど、「味噌つくり」と「UFO焙煎塾」はやっておりまする。感謝。