まだ始まったばかりだけど、毎日味噌つくりに勤しんでいる。
「揚げ浜式」の能登の塩が、復活したことが一番うれしい。余談だけど、その塩を
つかって、知り合いの豆腐屋が豆腐をつくりはじめ、そこの逸品の「おあげ」を
つかった「おコンそば」が、けっこう人気になって、また少し能登の風が吹いているみたいで、
なんとなく幸せな毎日。
先月、いつものように能登から東京に向かう日、「藤瀬霊水」を汲んで、近くの
「無人販売所」にて、野菜を買っていたら、セルフレジが故障していた。
電話をしたら、軽トラに乗った若くてきれいなお姉さんがやってきて、「すいません」
といって、直してくれた。そのおけげで、そこから「大豆」と「麹」を買うことになり、
今回の味噌つくりの新しい仲間になった。世の中どこを見回しても、「セルフサービス」が幅をきかせて
いるけど、やはり「人と人がふれあう」ことで生まれる物語ほど、人生を豊かにするものはない。
先日、大豆と麹がおくられてきて、中にこんな手紙が・・・メールとは違う感動があります。感謝。
元旦は、朝からそわそわ、ひやひやして一日が経つのを待ち続け、能登半島地震が再発しなかった。その時は、
かって経験のない万感の喜びでした。
この度、当法人の無人販売所をご利用いただき誠にありがとうございます。当法人は、地区に休耕地や
放棄地が出現しはじめ将来の地区の農業継続、農業の産業化を目的に地区ぐるみで創設した農業担い手組織です。
稲作をベースに農産物の漬物加工、味噌つくりなど男性も女性も参加できる活動を行っています。
野村様におかれましては、以前から藤瀬の霊水を汲んで、東京で「そば」と「珈琲」のお店をやっておられるとお聞きし、
驚きと嬉しさいっぱいになりました。そして、「味噌つくり」。
この度の大豆も麹も、われわれスタッフが、「一声 一汗 みんなで築こう豊かなふるさと」をモットーとしてつくった
手作りの結晶です。「天真庵さま」を通じて、東京の人たちに縁をいただけたこと、感謝感謝です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
大寒の中、寒さ厳しいこのごろ、お体十分にご自愛なさってください。ありがとうございました。