今回の能登休みは、安曇族・宗像族が、九州からヒスイを求めて、糸魚川にいき、
そこから姫川をのぼって、安曇野にいった道を通って東京にきた。
はっきりとした声は聞こえなかったばってん、先祖さんから歓迎されたような気がした。
「いつかきたことがあるとこやな」と思う場所がある。そんな気がした。
途中、安曇野で「平飼いの玉子」を買ってきた。見るからに、元気そうな玉子。
今日の「玉子かけごはん」の玉子は、その安曇野の玉子。
昨日は、それをゆで玉子にして、おでんにした。食べたお客さんが「うまい」「きれい」
といった。近くの有名なスパイス・カレーの両親なんだが、さすがに、嗅覚や味覚がするどい。
もうひとつ、「うすあげ」の美味さに感動されていた。ぼくの腕ではなく、その豆腐屋の魂がこもったうすあげ。
夜は「ゆるゆるヨガ」だった。5人のヨガ女子のうち、うたりの女子のお母さまが、たてつづけに召された。
こんな日は、献杯せなあかんし、それならざるより、もりのほうがよかろうと、その「芸術的なうすあげ」
をいれて、合六椀にいれてだした。5人とも、おつゆまで飲み干した。お酒も飲みほした。
温かい汁もので酒を飲めるようになると、左党大学も卒業まじかになる。
昔「とんさま」という豚そばで5合飲んだ強者がいたが、このそばも3合くらいはいけそうだ。
関西の「きつね」が美味いのは、出汁もしかりだけど、美味い豆腐屋の「うすあげ」がきいている。
ミシュラン系のお店も、こそっと使っているその「うすあげ」をいれた新メニュー(といっても、17年前から『まかない』で
だしていたそば」を、新メニューにすることになった。
「うすあげUFO」
UFO珈琲よりも人気になったら、お店の名前を「UFO珈琲天真庵」から「うすあげUFO天真庵」に変更しなくてはいけなくなる。感謝。