今年は、正月に地震、こないだの大雨で畑が流され・・・
と、さんざんな一年だっけど、残すとこ、あと2か月を切った。
いつものように、「年越しそばを自分で打つ」というイベントに参加する人、その前に
練習する人などが増えてきた。年末の雰囲気が漂ってきた。
コロナ禍になってから、ライブなど夜のイベントを中止していた。ピアノやPAは、界隈の
新しいカフェに譲り、その時に使っていた器たちも、形見分けよろしく、縁ある人たちに
さしあげたりした。だから忘年会もやらなくなった。
最近、近くに住むベテランの噺家さんが、そばを手繰りにこられる。
扇子を箸にみたて、ズズズとそばを手繰ることができるほど、噺家のそばを手繰る
姿はおみごとだ。師匠のそば喰いも、それはなかなか逸品である。
昨日は「吉原で、かつ丼喰ってきたから、今日は珈琲ちょうだい」といって入ってきた。
「今日は冷えるね~」・・・まるで「時そば」が始まるような声をだして、「厠(かわや)は二階かい。ちょいっと失敬」
といって、階段をあがり、用をすませて降りてきた。
「ねえ 二階で落語できるね」といって、階段下のたまさんの写真を発見。
「たまさんもきてたの?」・・「彼女の師匠にもお世話になったよ」といって、まだ在りし日の、ふたりの
話になった。幇間(ほうかん 太鼓持ちのこと)の悠玄亭 玉介(ゆうげんてい たますけ)と、弟子の悠玄亭 玉ちゃん。そんなこんなの機関銃トークの応酬の末・・・・
「クリスマスに、『芝浜』をここでやろう」ということになった。ただし、一階でやります。
笑い、というより、泣かせる小噺。
そんなわけで、クリスマス24日の19時から、天真庵で忘年会みたいな落語会をやります。
12月24日(火) 19時から
一回かぎりの会 橘屋竹蔵師匠の「芝浜」 会費5000円(落語 そば つまみ 酒一本付き)
木綿のハンカチを忘れないようにお願いします。
今日発売の「女性セブン?」にも、師匠の記事がのっているらしい。「最初の晩餐」・・鶴太郎さんのコラムにのってる!
来年1月18日(土曜日)は、亀戸文化センターカメリアホールにて、「第七十八回 橘家竹蔵の会」