「月曜の朝は玉子かけごはん」
日本人が誇る世界一おいしい朝ごはんがTKG、こと玉子かけごはんだ。
昨日は「こないだいただいた野菜がめちゃくちゃおいしくて、それを言いたくて、また玉子かけご飯にきました」
という人が3人もきた。
原始的物々交換が、これからのキーワードだと思っているけど、能登からの帰路で出会った農家さんに
いただいた野菜のおいしさに、ぼくたちも、また縁あって、食べていただいた人も、感動の輪が広がった。
「日本人は、日本で昔から食べられてきたモノを食べるのが一番」だと痛感。
といいながら、「火曜日は彼とガレット」と口癖のような夢を見ている。
ガレットは、フランスの食べ物。そばは、世界中で食べられているけど、フランスのガレットは
「ギャレット」というらしい。青い目をしたフランス人が、そげなふうにいうと、ツヤな感じがする?
天真庵を2007年に押上に結ぼうとしているある日、表参道の織田流煎茶道の茶室で、玉露を飲んで
いたら、そのころまだ音大生だった家元のお嬢さんが、「野村さん、そばやをやるなら、ガレットを
メニューにするといいですよ」といった。「そげんもん、知らんばい」といったら、近くにある「ギャレットや」
に連れていってくれた。生まれてはじめて、ギャレットとシードルを体験。
その時に、「そば粉に とろけるチーズ のり を そばのかえし」というのが、ちゃねって、
開店からこっち17年、ガレットがメニューになった。
昨日は、お得意さまの「銀座 隕石直売所」の王子一家がそばを手繰りにこられた。
彼らは、そばを手繰った後に、「あんこがれっと」を所望される。
これは、すこし小さめのフライパンで、ガレットの生地に、自家製の餡子をのせる。
来年は、お互いに大きく飛翔する年になるので、ちょっと作戦会議をかねて談論風発。
オクから、「久保さんのキセトのちょこでお酒を飲むと、美味しくなります」といわれた。
「こんど、それでフリーカップつくるなら、上の径が7cm、底の径が4cm、高さが6cm
で、グリップなし・・・がいいな~」と、ポツリとひとりごと・・・・なるほど!
なぜだか、ガレットには、シードルがよく似合う。
天真庵のメニューにはないけど、まかないでガレットを食べる時は、「パラダイス酵母」で作った
自家製のシードルを飲む。ネットで検索したら詳しくのっていると思うけど、フランスのより、
美味しい。というか、酵母が生きていて、日本のリンゴジュースにあう。
そんなわけで、「火曜日は彼とガレット」と、繰り言をいいながら、明日の休みを待つ今日。
だいたい水曜の朝は、ガレット(笑)