昨日、若い大学生とお母さまが、そばを手繰りにこられた。
近くに大学と専門学校ができたので、親子でそばを、というお客さんが増えた。
ひと昔前までは、「大学生の親御さん」というと、同学年か年上だった。
お店をはじめて17年になり、この秋68歳になった。最近は「大学生の親御さん」は、
確実に年下になった。
珈琲「ほぼぶらじる」を出したタイミングで、「元気シール」つきのショップカードをだして、
「珈琲の味をかえる実験をした」・・・・いつものように、小さなグラスに「ほぼぶらじる」をいれ、
そのまま少し飲んでもらう。その後、元気シールの上にのせて「3秒まってください。気が地球を一回りして、味がかわります」
と、生前このTQ技術を発見した故・山田俊男さんのマネをしていう。
いつもなら「わ~ほんとうだ」とか「不思議・・・」とか感嘆の声があがる。昨日は青年が真顔で「元気シールなしでも
めちゃくちゃ美味しいです」と褒め殺しみたいなお言葉を頂戴した。
その後お母さまが「実は、この子の就職祝いに、友達からUFOをいただき、それからこっちこの子がUFOにはまって
いて、ご挨拶にうかがいました」とのこと。
ぼくのお茶のお弟子様の「ムーツン」が、「友達の息子が大学生で、『将来喫茶店をやりたい』らしいのでプレゼントする。」
といって、UFOを買っていった。
ムーツンと同級生・・・かなり年下だ(笑)・・・どうでもいいか?ふたりとも美人だな!
将来喫茶店をやりたいくんが、ぼくの珈琲道具に興味を示した。
「ぜったいにプロになったら、プラスチックのドリッパーなど使わないように」といって、
だいたい自分の道具の値段を伝えた。お母さまも興味深々と聞いていたけど・・・
「これから、社会人になって、自分で稼いで、自腹で買うこと」を約束した。
そして、「最初の給与は、親に渡すんだよ」と、よけいなことまで言ってしまった。
昭和のころは、みな、そんなことを当たり前にしていたけど、今は昔だ。
でも、平成生まれの青年の夢が「将来喫茶店をやりたい」というのは、古くて新しい。感謝。
今日・明日は12時から16時。それから「UFO焙煎塾」「そば打ち教室」
月曜は旗日だけど、「玉子かけごはん」(8-10)は、やります。