TQ元気シールで、一番味がかわるものは?

曇ったり、雨がふったりの日が続く。
昨日は「能登」の最新号が届いた。震災からの復興特集が5月にでた。「こんな素晴らしい雑誌が地方にあるんだ」
とか「人ごとではないので」とかで、10冊とかまとめ買いされる方が多かったらしい。またボランティアなどではじめて
能登にこられた人たちが、「どんたく」(地元のスーパー)や本屋などで買っていかれた、と編集後記に綴られていた。
今回の新号は、「ゆっくり、じっくり、能登流で。」(令和6年能登半島地震から8か月)・・・・被災した店舗の人たちが、共同で
仮店舗を運営していたらり、地震にも負けず、あたらしい挑戦をする人、今回の能登地震では「震災救援のプロ」
として大活躍されている「災害NGO結(ゆい)」の特集など、目から鱗の話が満載されている。91歳になる仲代達也さんの次回の演目なども紹介されている。
「雑誌 能登」で検索して、ポチしてもお手元にやってくる時代なので、興味のある人はぜひ読んでみてほしい。
天真庵にも、5冊ほど届いたけど、昨日で完売!

昨日の開店前に、いつものように「ほぼぶらじる」を、UFOで少し深煎りにし、二階にある業務用ミルでメッシュを細かく
挽いていたら、「おそばをたぐりにきたんですが・・・」と、張りのある江戸弁が一階からきこえた。
落語家のTさんの声だ。今月15日に亀戸駅前の亀戸文化センターカメリアホールで独演会を終わったばかりで、ばかに元気な声だ。
お連れとおふたりで「じゃ、いつもの特等席へ」と自分で言って、窓際のステンドグラスのある席に座る。
「今日は、くるみそばをふたつ。珈琲つきで」とのこと。「くるみそばって、くるみを使うんだよね」
というので、「そうですよ。栗をつかったりしません」と答えた。
ざるそばの汁に、妙高高原のくるみを、鉢とすりこぎで細かくして混ぜた汁にざるそばを別盛りでだすスタイル。

ひとつまみを上手に手繰って、「これ、ホンモノのそばだね。おやじさん、これ16文かい?」
ときた。「へい、ニハチでございます」と答える。まるで「時そば」を、ふたりで連弾しているような気分になる。
「ひーふーみー・・・今なんどきだ?」で、お勘定を一文だまされないように気をつけねば・・・(笑)

「今日これから、柴又にいって、コロッケを買い、夜のつまみにしようと思って・・・」
師匠は「すし、てんぷら、ステーキ・・・ごちそうは毎日は食えない。ごはん、みそ汁、コロッケ、おしんこ
などの『定食』は毎日食べても飽きない。自分はそんな『定食のようなあきない落語』をやりたい」が信条だ。

「酒がおいしくなるコースターをつくったので、お土産にどうぞ」といって、TQ元気シールを貼った「UFOコースター」
をあげた。「時そば」の反対に、自分が騙された?ような顔をして「え?ほんとうに?」
と疑い深い顔をした。飲んでいた珈琲を、ふたつグラスにわけ、いつもの「TQ元気シール」の実験をする。
「え・・・・?不思議だな。ほんとうにこのシールにのせると、うまくなる。お酒もかわるのかい?」
いつもバイクでこられるので、お酒は出さなかったが「珈琲以上にかわりますよ」といったら、
「犬の足跡シールなんで、やっぱりワンカップ大関かな」といって、ニコリ。
お後がよろしいようで!