昨日の朝は「玉子かけごはん」
先週、「昼酒セット」で天真庵デビューした女性が、玉子かけごはんを食べにこられた。
弘前の大学をでられた、ということで、今月旅した弘前の話に花が咲いた。
岩木山神社にいく途中、「嶽(だけ)きみ」というのぼりが、道のあちこちに見られ、地元ナンバーの
車がとまって、何かを買っている。♪きみだけに~ そんな歌が昭和にあった(笑)
気になって、車をとめてよーく見てみると、「とうもろこし」が売られている。
木工の般若くんから、木曾のとうもろこしをおくってもらって、毎年おいしい旬を味わっていて、
東京のスーパーのとうもろこしなんかに触手がいくことはないのだが、偶然の旅の出会いで、ゆでたての
「嶽きみ」を二本買って、食べた。木曾と遜色がない、あまくておいしい味がした。
霊峰・岩木山の南麓に広がる嶽(だけ)と呼ばれる地域(標高400~500メートル)で、栽培されているトウモロコシ。
筆子さんの本名は「きよみ」・・・食べながら、「ひょっとして、じいちゃんは、郷土の名物を思い出しながら、
初孫の名前をつけたんじゃない」と言ったら、大笑いして分身のような「きみ」を噴き出した。
その後、もうひとつ高照神社をお詣りした。弘前藩主が眠っている由緒ある神社だ。
筆子さんの弟は、「照男」。孫の命名権があった時代のじいちゃんの鼻高々な雄姿が想像できた。
16時からの「女子会」:みたいなそば会は、先月「玉子かけごはん」で天真庵デビューした人たちの会。
「玉子かけごはん」と「文膳(ふみぜん 昼酒セット)」の往復ビンタみたいなのが、ふたつ交互した。
お昼の開店前に、元気な女子が3人、お店の前に並んだ。旅行バックをガラガラひいてやってきて、ショーウィンドウ
に飾ってある「UFO焙煎器」や「UFOコースター」の説明を読みながら、大声で笑っている。
お店の前に人が並ぶと、「行列ができる店」だと早とちりして、「なんとなく並ぶ・・ボリボリ」みたいな人が増えるので、
5分前にお店に入ってもらった。沖縄から、「天真庵めざしてきた」(彼女たちいわく)とのこと。
元気シールに波動転写している「TQパワー」は、実は沖縄で水耕栽培の実験をしていた故・山田俊郎さんが発見した技術。
そんな話をしていたら、「私、TQのマドラーをもっています」とのこと。
名古屋出身の山田先生は、そのころ名古屋で長寿の双子姉妹の「きんさん ぎんさん」からとって、そのマドラーを
「きんさん ぎんさん」(金 銀 一本づつ入ったマドラー)にした。まんまのネーミング。ほとんど売れず、天真庵の厨房の片隅に、
2セット残っている(笑) 頭脳のよさと、命名力は背反する場合がままある。
TQ商品は、数々誕生したけど、30年くらいたって、やっと「元気シール」が、優美?に世界に広がろうと動きはじめた。
めちゃくちゃ忙しい一日が終わり、片づけが終わって、秋田で調達してきた地酒「百竈」(ひゃくかまど)を飲む。
月曜日の朝は、珪藻土の竈(かまど)でごはんを炊く、から始まり、竈を飲んで67歳最後の夜を楽しんだ。
今日は、どらえもんといっしょに祝い酒か。感謝。