能登くらし一週間もあっという間!

同じ30度でも、東京の30度とは違って、この能登くらしの
一週間の滞在中にエアコンは使わなかった。
夜も網戸をあけて寝ると、タオルケットが欲しくなるくらい夜中は涼しくなる。
ひぐらしの「かなかな」というすだく音が、昔の「夏休み」を彷彿させる。

畑がふたつあって、駐車場の後ろの里山つづきの畑に、秋に「辛み大根」の種をまく。
それまでは、雑草でぼうぼう。このぼうぼうが、新しい土になり、自然の命の循環で
新しい命を育てる。昨年までは、半分耕し、半分は耕さない「自然農法もどき?」でやってきた。
今年は、ぜんぶ「耕さない」で種をまく予定だ。昨日は、竹など、ほったらかしにしとくと、
あとが大変なので、抜いたり、さつきにまとわりつく蔓類の植物を抜いて、畑にまいた。
そこにある栗と柿も、秋の実りの準備に入った。近づいたら、まむしが一匹いた。
田舎暮らしには、ながくつ、軍手、蚊よけの帽子、が必需品。
先日は、油断して、短パンでキス釣りをしたら、ぶよにやられて、ひざ下に赤いポチを10個くらい
つけられた。

家の横にも、10坪くらいの畑がある。この季節はやっぱりぼうぼう状態。
そのぼうぼうの中で、子猫の声がする。サツキーズとはまた別の命が産まれたい。
飼い猫を最近なくした友達が「子猫をひきとりたい」というので、先日サツキーズたちの
写真をおくった。
そろそろ、雑草とりをやりたいけど、もう少し待つことにした。
こちらのぼうぼう、も、新しい命を育んでいる。

明日の朝、霊水を汲んで東京に向かう。
あっという間の一週間。毎日いろんなお店から、珈琲豆の注文がきたので、
毎日焙煎した。そろそろ東京のお店を閉めても、ねこまんまくらいの粗食と、のらちゃんのねこまんまくらいは
まかなえそうな気がしてきた。
もっとも、今回は近所の漁師さんから大きな「ひらまさ」が2尾きたので、野村家の食卓も、野良ちゃんたちも、
「料亭の料理」レベルだった。感謝。