東京と日本の未来がかかっている!投票に行きましょう!

昨日も「梅仕事」におわれた。
梅の「花言葉」は、「生みなさい、新しいことに挑戦しなさい。倦(う)むこと(あきることなく、こちこつ続けなさい)」
というようなこと。春になって海藻たちの光合成が活発になり、海はビタミンミネラルがいっぱいになり、梅がたわわになるころ
ふたつは、運命の出会いをする。「旬」というのを、古代からこの島の先住民たちは、大事にしてきたけど、暑い夏に、梅シロップや
梅干し、梅味噌・・・などを体にとると、毛細血管の中からも「うまい」という声がしてくる。

沖縄に移住した「梅林ガールズ」のUさんから、「先日梅が届いたので、これから梅干しをつくります」とメールがきた。
今年は、梅のロスを考えて、「丸なげ」(筆子さんが、梅干しなどをつくって、できあがったら渡す)を中心にした。
能登で梅をつみ、それをその日に車で運んでも、車の中で成熟したり、腐ったりしていくからだ。
コンビニなどのおにぎりやパンみたいに、何か月も腐らないような食べ物を日常にしていると、「え?」
と思うだろうが、梅などは、刻一刻と色がかわったり、変化していく。しかも年年歳歳、ヒートアイランド現象が強くなり、
梅が悲鳴を上げ始めた。

最近また不思議な法律ができて、「防腐剤を使用しない漬物は、市販してはならない」、になった。中身の野菜も
「勝手に種を採取してはならない」になっている。まったく、売国奴が、水や自然はおろか、食べ物の「種」まで
及んでいるのが、「今の日本」。そのうち、「空気」まで販売されるようになるかもなんばん。
糠につけるだけ、塩でもむだけ、梅酢に漬けるだけ、でできる漬物が、スーパーにならぶと、「いろんな薬漬け物」の
表示のシールがはられ、それを見て、「うまそう」と思う人は、大丈夫なのかいな?ぼくらも、知らぬ間に薬漬けになって、
今では、「鳥葬」(死んで残った体を鳥たちに食べていただく)という儀式をやる国で、「鳥が薬臭い人間の肉を食べなくなった」
らしい。

コンクリートのジャングルに成り果て、オリンピック村の跡地や奇跡的に残っている神宮の森さへも、ビルやマンションにして
お金儲けしようという魂胆の人が跋扈している「東京」に、「人」が住み続けられるのは、あとどのくらいなんだろう?

今日は都知事選の投票日。朝7時から投票が始まった。期日前投票も前の20%アップくらいで、盛り上がっているらしい。
「ひとりの力」では、何もかわらないように思うけど、大河も一滴から始まり、その一滴が岩に穴をあけるくらいの力を持つ。
「暑いので、投票なんてめんどくさい・・・ボリボリ」と思っているノンポリ人も多いと思うけど、このままだと、もっと暑い東京になっていき、東京人がみな家畜みたいになっていくばい。知行合一、まず一歩踏み出そう!

今日は12時から16時まで営業。それから「梅仕事」「UFO焙煎塾」「そば打ち教室」
明日の朝(8-10)は「玉子かけごはん」
能登の珪藻土の竈に炭をおこし、藤瀬の霊水でごはんを炊く。筆舌を超越した「ごはん」。感謝。