能登くらし ふつかめ

昨日は、朝から雨で、炭をおこして、一日中囲炉裏にいれ、上に
鉄瓶をのせ、珈琲淹れたり、お茶を淹れたり、夕方は近所のおばあちゃんに
「ふき」をもらったので、それにそばつゆベースの味付けして、ことことしながら
酒肴にした。囲炉裏には、ふたつの五徳があり、ひとつは「熱燗専用」、銅壷(どうこ)
みたいに小さな薬缶をのせ、久保さんの珠洲の土をつかってつくった徳利に、石川の名酒・菊姫をいれ、
ぬる燗にして飲んだ。やはり近所のおばあちゃん(ぼくと同じ年なので、おばちゃんか?)にさざえを
いただき、洗面器の中に海水をいれ「砂抜き」している途中のものがあったので、それも五徳に小さな
網をのせ、壷焼きに・・・あとは、そばつゆをつかって玉子焼き。それに、湯豆腐。

今回の地震で、雨漏りがひどく、本はぜんぶダメだろうと腹をくくっていたけど、文机の上に
置いてあった「言海」(日本ではじめてできた国語辞書)がずぶぬれになったくらいで、あとは
ぜんぶ無事だった。文机の上にあった、硯・墨・水滴・筆などの文房四宝たちも、墨
以外はみな無事だった。原稿用紙と和紙は、みな捨てた。

今回も、ボランティアの人たちに頼んで、濡れた畳などを運んでもらう予定で、毎日いろんな片づけ三昧。
なんか、断捨離をしているような、脱糞した後のようなスッキリした気分だ。
今日はすっかり晴れて、ウグイスが声高にホーホケキョーと囀っている。里山は新緑がきれいで、
藤の紫との模様が自然のグラデーションになっていて美しい。
近くの海も1メートルほど隆起して、伝馬船の出向をさまたげたままで静かだけど、美しい。
ゆっくりと海辺を散歩して、これから朝ごはん。うきといっしょに、春きゃべつも到来したので、
それの卵とじ。

お金はかからず、質素だけど、田舎ならではのごはんをいただきます!感謝。

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