ほっといたら、みんなゴミ屋敷?みんな難民?

昨日は富来の野球場(災害ゴミの収集所)に、家電や木くず、座布団、布団、ガラスなどを
車に積んでもっていった。先月は、野球場の入口に、平日は10台、土日は20台くらい並んでいた。
さすがに、昨日は2台くらいだった。3か月以上たって、少し落ち着いてきた。
畳が数が多いので、ボランティアの人にお願いした。

今朝は「燃えないゴミ」の日。徒歩5分海が見えるところに、ゴミの収集所がある。
能登では、ごみ袋に35円のゴミ券を貼ってだす。3月までは、県か市の計らいで無料だったけど、
また4月から有料にもどった。でもみなさん、毎日片づけをしているので、「これを期に断捨離?」
とばかりに、多くのゴミがでている。

年をとると、いろんなことが面倒になり、家の中が「ごみ屋敷」になる傾向がある。
今回の地震は、有史に形容をみない規模の海底隆起とか、海が遠くなったりとかの大きな変化を
もたらしたけど、人心もまた大きく変わっていくような気もする。
「荷物は軽いほうがいい」と思うのは、能登人だけの問題ではない。

突然なんの前触れもなく災害はやってくる。「災難グッズ」をリュックなどに入れて準備していても、
「イザ」となったら、スマホ・現金・カギ・・をにぎりしめて家をでるのがせいいっぱい!
「まず・お体おだいずに」が、イの一番!
たぶん、国も行政もアホじゃないので、「どこでいつ起きてもおかしくない」日本列島に住む
在日日本人が、右往左往しないような対策を講じるに違いない。
アメリカから古くなった武器を買わされ、国賓扱いされて喜んでいる首相や、そのレベルの
政治家たちも断捨離せんとね・・

炭火を起こせますか?寝袋で寝たことある?野糞をやったことある?
コンポストトイレを使ったことある?キャンプをしたことは?
ソーラーパネルで充電できますか?カセットコンロでUFOを使って焙煎できますか?

山桜咲く里山を眺めながら、大きく深呼吸。西行さんもこんな季節の風をうけ、こんな句を
残したのだろう。

願はくは花の下にて春死なむ その如月(きさらぎ)の望月のころ

先日紹介した一茶の句をもう一度・・毎日毎日が「死」に向かっての旅でもある!

死に支度 いたせいたせ と桜かな