♪毎日毎日ぼくらは鉄板の・・・
たい焼きくんじゃないけど、毎日毎日、寸胴の大豆と水をつけ・・・の味噌の仕込みが今日で終わる。
ひとりひとり、麹や塩や大豆(今年は一種)の希望を聞きながらやるので、けっこう神経を
使う。でも人間だからときどき間違う(笑)相手ものんびりしていて、「いやこれでいいです」
で、事なきをえることも多い。日本人の「ええかげんさ」というのは、包容力があっていい。
きっと、そのあたりに凄む「やさしさ」が世界中に広がって、戦争みたいなバカらしいコトがこの星
からなくなる日もそう遠くないような気さへしてくる。
嘘つきで、越後屋以上の「悪じゃのう」が列挙する政治家たちにに声をあげない寛容さには、少し行き過ぎ?と思うばってん。
今朝の朝日新聞は「能登の志賀あられ」の写真が載っていた。正月から断水が続いていたけど、やっと志賀町に
水が通ったみたい。うちの集落の人と先日話した時は、「明日あたり水道がつながりそうだ」と喜んでおられた。
やっと洗濯や掃除を思いっきりできるし、台所で煮炊きができ、食後にお風呂に入ることもできる。
被害が大きかった奥能登はまだまだ断水が続きそうで、声高に叫ぶわけにはいかないけど、当たり前の
日常が当たり前でなくなった時、「ありがたいな~」と痛感する。
天真庵のそばと珈琲は、能登の藤瀬の霊水を汲んできて使っている。あと10Lちょっと残っている。
あと一週間なので、なんとか節約すると間に合いそうだ。
「水」の大切さを痛感した2か月。東京も最近よく揺れるので、引き続き「備え」に余念がない今日このごろ。
今月、北陸新幹線が敦賀まで延びる。まだまだ能登まで足を運ぶ人はいないだろうけど、落ち着いたら
能登へ遊びにきてほしい。
「能登はやさしや土までも」
貯金がいくら年金がいくらあって・・・が「ゆたか」の指標ではない。
自然によりそい、海や山や土や人にやさしく、接しながら「自分らしく」生きる暮らしを
「悠悠自適」というのだと思う。縄文の遺伝子をそのまま継いでいるような能登人に
そんなことを教わった6年。感謝。
今日は12時から16時まで営業。
それから「味噌つくり」「UFO焙煎塾」「そば打ち教室」
明日の朝は「玉子かけごはん」(8-10)