味噌つくりも、あと二日・・・

今年も104人の人が「菌活」こと味噌つくりに参加された。
天候異変のおかげで、九州と能登の自然農の大豆は獲れなくて、今年は
北海道産の大豆一本で味噌つくりをやったけど、明日が千秋楽だ。
毎日千葉で地震があり、二日前から寸胴に準備する大豆が心配だけど、
今日明日で、今年の味噌つくりは終了する。

昨日は、10年以上も菌活をしている、ぼくのそばのお弟子様が味噌をつくりにきた。
看護婦さんをやっていて、言葉に無駄な「てにをは」がなく、きれいな日本語を話す。
「野村さん、かわいいじいちゃんにならないといけませんよ」・・・みたいな(笑)

彼女の父方のじいちゃんは九州男児。頑固一徹で、「デイケヤーげな年寄くさいところにはいきたくなか」
といった感じの人らしい。なんとなくその気持ちに拍手をおくりたくなる。
晩酌はずっと「キリンラガーの中瓶」。昭和一桁代の人たちの定番かもなんばん。最近は、それでは多すぎて、キリンラガーの
缶ビール(350ml)に変えたらしい。それを期に、じいちゃんの健康を鑑み、家族がこそっとにキリンの「ノンアルコールビール」に変えたらしい。
ある日、おじいちゃんは「O」と書かれたラベルを見て、「このゼロってなんね?」と尋ねたら、彼女が「これを飲んでいたら
100まで生きれるらしいよ」と答えて、おじいちゃんは納得。脊髄か延髄に長年溜まっているアルコールとノンアルコールビールの
カクテルで、気持ちよく酩酊する日々をおくられているらしい。

そんな井戸端会議みたいな味噌端会議に耳を傾けていたら、かっぽれの相方のイワジーがやってきた。
いつもは「ビール」を所望されるのだが、「ほぼぶらじる」とかすれた声で注文。
「体悪いの?」と聞くと、「酔って帰る途中に、よく転ぶようになったので珈琲にします」とのこと。
天真庵のメニューに「ノンアルコールビール」を入れる時も近し?を感じた金曜日。

(注)ぼくはまだ、入口に「サッポロ黒」、途中が「クロキリオンザロック」、出口が「亀泉の燗」みたいな晩酌を
続けておりまする。「どんなに飲んでも二合半」・・・日本酒だけで三合は飲んでいます(笑)

今日明日は12時から16時まで営業。
それから「味噌つくり」「UFO焙煎塾」「そば打ち教室」

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