昨日、年賀状の返事の原稿を、筆子さんにメールした。
「能登半島は、今年の干支の龍のかたちをしています。
珠洲では、この3年大きな地震があり、ぼくの焙煎道具の珪藻土七輪屋さん
は甚大な被害をうけた。ぼくは非力ながら、毎日それを使って珈琲豆を
焙煎するくらいしか能がない。
明日で終わりの日がきても、朝一杯の珈琲を大切に、というメッセージを込めて・・感謝。」
そんな内容だった。その後、いつものように徘徊散歩。曳舟のブックオフに山田方谷の本を見つけ、
立ち読みしていたら、携帯がブルブル、と連続して止まらなくなった。レジで支払いをして、近くの公園にいって、
メールを開いてみると、「能登の大地震」「大丈夫ですか?」というような心配メールが、いっぱい。
今朝は、能登の知り合いからも、メールがいっぱいきている。
中には、「家が全壊したけど、怪我はなく大丈夫」という輪島のお店からのメールもあった。
能登の人たちは、縄文時代から続く、「やさしくて、人とのむすびを大事にしながら、ともに生きていく力」が
半端なくあると思うので、この大惨事から、必ず復興すると信じている。
今日から営業(12-16)。
お店を休みにして、能登にいこうか迷ったけど、道路が寸断されているみたいやし、自衛隊とか物資を運ぶ
妨げになってもあかんので、みんなの無事を祈りながら、お店を開くことにしました。感謝。