UFO珈琲 いっぱい 500円なり

昨日の「UFO焙煎塾」は、久保さん作の「新し焙煎機」で
ガテマラを200g焙煎した。
これまでの「UFO焙煎器」だと、60gの生豆を入れて焙煎・・
を推奨していた。焼き上がりが、50gくらいになるので、
「朝一回、夜一回」くらい二人分の珈琲を飲める。

今回の新しUFOも、珪藻土を使ってつくってもらった。
15分くらいで、パチパチと珈琲豆が爆ぜる音がする(イチハゼ)。
そこで少し火を小さくし、豆をふくらませる時間をつくり、
火をもどして、ニハゼまで焙煎。

「カラっと」、中まで火が通った珈琲豆ができあがる。陶器の良し悪しも、
珈琲豆も、その「カラっと、中まで焼けている」が大切。どの世界もそうだけど、玉石混交の世界。
杉の桶にいれて、表でチャフをとばす。
それを石臼で挽いて、ネルドリップで淹れてみた。
芳香な香りが、体いっぱいに広がっていく。300gくらいまで焼けそうなので、プロでも
充分に使えそうな逸品焙煎機ができた。UFO焙煎器と同じく、一台1億円(消費税はおまけ)で
希望者には、おわけします。

「今日のUFO珈琲」(今日のストレートはガテマラ)は、いっぱい500円なり。
希望される方は、「隕石カップ」で飲んでもらいます。
来年は「希望される方」は、「自分で焙煎できる席」をつくろうと思っている。

サードウェーブ?とかいって、新しいスタイル(名前(スペシャルー珈琲が云々 ニュークロップ(新米みたいなもん?・・)
のカフェが、雨後の筍よろしく、あちこちにできはじめ、昔からある「純喫茶」が、どんどん消えている昨今。
自分でガラガラと焙煎し、石臼で細かくして、ネルドリップで丁寧に淹れる・・・そんな喫茶店が一件くらい
あってもいいと思う。昨日は、有田の火鉢が割れたので、亀戸の骨董屋にあった青銅?の火鉢をもってきてもらった。
巣鴨地蔵通りとか浅草寺あたりにいくと、みんなが線香をたてているような大きな器、あんな立派なものだ。
荻窪のお茶の先生宅にあって、おばあちゃん先生が生涯使っていたものらしい。
今朝は、それに新しい灰(使っていたものを、網で振るう)って、五徳を入れ、火起こしで炭をおこし、
お香を焚いて、天国のおばあちゃんに「大事に使わせていただきます」と挨拶して、薬缶をのせた。
沸いたお湯で、星野村の玉露をいれ、久保さんの黄瀬戸茶わんで飲みながら、このブログを書いている。

今日は12時から16時まで営業。それから「UFO焙煎塾」「そば打ち教室」
今日のそば打ちは、新人が3名くる。しかもみんな若い。楽しみだ。
明日の朝は、「玉子かけごはん」(8-10)

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