昨日は「UFO焙煎塾」
もう3年以上きている女子が、UFOでモカマタリを深めに焙煎(しゃべっていたら、深くなった)して、
サイフォンで上手に淹れてくれた。
昔、喫茶店にいくと、サイフォンで淹れてくれるお店が多かった。ときどき、湯が沸騰する時にあふれて
お客さんのところまで飛んだ。だからカウンターには、木とガラスでフェンスみたいなんがおいてあった。
京都からふねやの本店(下鴨神社の近くにあった)では、ストレート珈琲(今は、シングルオリジンという)
の時は、サイフォンで淹れた。だからUFO焙煎塾には、「サイフォン」も講座のひとつに加えている。
そして、亀戸の骨董屋に、その「フェンス」があったので、値切って(ガラスがなかったので)、2000円で
売ってもらった。そういえば、時計の文字盤だけという、珍品もあった。それはタダでもらって、壁にかけ、
「もう少し時間から自由になれたらいいな~」とその下に落書きした。なんとなく「おひとりさま席」の場所の
近くなので、それを見て、くすっと笑ったり、なるほど、なんていいながら、「おひとり哲学」を楽しんでいるかたもいる。
UFO焙煎塾がおわると、昼ごはん。いつもはカレーとか、ガレットを勉強をかねて食べる。
昨日は「ほうとう」をつくった。ご存じ、山梨の郷土料理。
手前味噌もあるし、そばをすこしきしめん風に平麺にして、具に、カボチャ、ごぼう、油揚げ、キノコ、
冷蔵庫にあまっている野菜をほうりこみ、合鹿碗(ごうろくわん 能登の漆の器)でだした。
囲炉裏の上に鍋をのせて、みんなで囲んで食べるのが原点。核家族時代になり、コロナがきて、
鍋とか、みんなで集まるが忌み嫌われる時代になった。そんな時代だからこそ、「ほうとう鍋」
は、いいんじゃないかな。
メニューにはいれないばってん、裏まかない鍋として、栄養学的にも、こころの栄養にも最高峰に位置しそうな料理だ。
ごくつぶし、とか、放蕩息子とかいわれている輩の人には、名誉回復の「いっぱつ料理」にもなるかもなんばん。