タコはまだ釣れないけど、アオリイカは絶好調。

今朝もさざえさんの音楽で目が覚め、タコヤンをもって海へ・・
岸壁には、墨の跡がいっぱい。タコも墨をはくけど、この季節の墨は
烏賊墨。アオリイカが釣れ始めた。
今年のアオリは、形がいい。
先日、3尾いただいたので、サシミやパスタにして食べた。

輪島はフグが日本で一番とれる。いやとれていた。
最近は海の温度があがり、一番を北海道に譲ったかたちになった。
スルメイカの漁獲高も毎年「過去最低」を更新している。おまけに
今回の福島の処理水の放出で、「日本の漁業」の存続そのものが危ぶまれている。

東京にいると、魚の旬がわからない。飛行機にのって世界中から魚が市場にやってくるし、冷凍の
技術が飛躍的にのびたので、「いつでも、どこでも、どんな魚でも」、食べることができる。ただし、
「お金さへあれば」の話になる。
能登には「どんたく」という地元のスーパーがある。東京から能登へくる時は、氷見の「すしのや」で
すしを食べ、和倉温泉の「総湯」で480円だして温泉につかり、どんたくにいって、夕飯の総菜を買う。
今回は、「すしのや」の朝どれ三種(氷見三種・・・とか地元で採れた魚を食べさせてくれる)に、イワシとタコがでていない。どんたくのお魚売り場に、「地元のタコ」が売っていた。普通より小さいサイズで、足一本で380円。
それを見て、「タコが獲れてない」のがわかる。今日は穴水の釣具屋にいって、アオリイカの仕掛けを買おうか?
などと考えている。

でも、なにはともあれ、「収穫の秋」だ。
畑にある柿と栗がたわわになっている。昨日は少し収穫した。
畑には「ねずみ大根」の種をまいた。11月には、新そばの薬味ができる、というわけだ。

今朝は、近くの漁師さんからもらった「がんどの塩麹漬け」を焼いた。
「まいど」じゃないけど、どことなく関西風なひびきの名前。ふくらぎ~がんど~ぶり、という順番。
能登では、ブリの若魚をガンドという。11月くらいから、「ぶりお越し」という雷が鳴る
たびに、出世し、年末には富山湾あたりで「氷見のブリ」になって、全国の料理屋とかおせちになって食卓にあがる。

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