冷や汁

最近、居酒屋のメニューなんかにも、冷や汁がよくでる。

もともとは、宮崎の郷土料理。
鯵とか魚の干物を焼き、冷えたごはんの上にのせ、キュウリや茗荷など
の夏野菜を刻んでのせ、そこに冷えた味噌汁をぶっかけて食べる。

いってもれば、焼き魚定食をひとつの丼に集約したようなもの。

月曜日の朝の「竈で炊いたごはん」があまれば、ときどき「冷や汁」
をつくる。電気釜で炊いたごはんとは、まったくベツモノ。
冷えてからもうまい、というのは、ごはんにかぎらず、珈琲でも
いえることだ。
おいしいごはんを炊ければ、卵かけごはん、おにぎり、冷や汁・・・鬼に金棒の食材である。

ごはんのかわりに、ソーメンで代用してもOK牧場。
「そば」で冷や汁をつくると、栄養学的にも理想のカタチになるそうだ。

もうしばらく、暑い日が続きそうだ。
暑い日にも、生きていられることに感謝したい。
この界隈は、老人が多いのと、緊急病院が通りになるので、救急車のサイレンを
聞かない日はないくらいだ。
暑い、寒い、痛い、苦しい・・・・生きている間だけ享受できるものだ。
みんな死ぬとは思ってないみたいだけど、100%死ぬ。
ガンや心筋梗塞や動脈瘤で死ぬのではない。「生まれてきたから死ぬ」のだ。それでいいのだ。感謝。

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