昨日は、定休日だけど、朝から「UFO焙煎塾」。
ベテラン女子ふたりが、爽やかな顔してやってきた。
朝はやくから、珪藻土七輪で2時間ほど焙煎。その残りの炭を
使って(もちろん、新しい炭を足しながら・・・夏下冬上(かかとうじょう)で)
女子たちが焙煎する・・・というのが一般的。
昨日はあまりに暑いので、珪藻土焙煎機UFOを使って、モカマタリ60gを少し深めに焙煎し、
それを細かく石臼で挽き、500㎖の空のペットボトルにいれ、能登の藤瀬霊水をいっぱいにして、
持ってかえってもらった。今日か明日がおいしい「水だしモカマタリ」の飲み頃だと思う。
昼はみんなで「ガレット」を食べ、解散。かごんま(鹿児島)のよかにせどん(いい男)が、
「ちょっと話があるとですけんど・・」と電話があったので、一時間ほど九州弁で談論風発。
その後、いつものように、てくてくと錦糸町に徘徊散歩。
「ブックオフ」で、見たことあるげな顔した人の本があった
♪先生 先生 それはぼくの先生・・・「翁達磨 高橋邦弘 そばの旅」(柴田書店)
定価1800円が、1200円とシールがはられ、そこにもう一枚シールがはられ、「50%オフ」
とのこと。迷わず、買って、近くの錦糸公園のベンチに腰掛けて読んでいた。ぼくが習いにいった広島のお店の写真もあった。
目の前に、滑り台があって、産まれてまもない赤子を抱いた若いお母さんが、すべっていた。
子供に夢中だったせいだろうか、スピードをおさえるためだろうか、両足を大きく広げすべりだいの縁に
ぴったりくっつけてすべっている。そのせいで、その赤ちゃんがでてきた部分が、観音開きになって、
うすいベージュのスカートとおそろいの下着が丸出しになっている。見てはいけないものを・・・と思いながら、
読んでいる本よりも、そちらのほうに軍配があがって、しばらくボーッと見ながら「少子化問題」・・などを考えていた。
昭和20年の3月10日の東京大空襲で、下町の人たちが10万人亡くなった。
この公園は、その時に屍(しかばね)を集め、火葬された場所だ。その後78年、戦争はなく、
春になれば花見をし、春夏秋冬、若い家族たちの憩いの場になっている。
最近また、戦争が好きな輩が跋扈(ばっこ)し、キナ臭い空気が漂っているけど、あんな悲惨な戦争は
ごめん被りたいものだ。戦争で仏になるより、生きた観音さまの御開帳のほうが平和である。
昔昔、アマテラスさまが、岩戸にお隠れになったので世の中が真っ暗になった。
彼女をそこからだすため、あめのうずめさまが、素っ裸になって素っ頓狂なストリップ
みたいな踊りをした。それがきっかけで、岩戸があき、世の中がパーっと明るくなった。
古事記とか日本書紀には、そんな素敵な物語がいっぱい・・・
昨日のママさんは、あめのうずめさまの末裔のような人だ。顔は見らんかったけど・・天恩感謝。