いつも能登に来るときは、近所の人にそばとか珈琲豆をもっていく。
冬は雪かきをしてくれたり、夏は畑の雑草とり、秋は畑にある二本の栗の成果物をとって東京に
おくったりしてくれるお礼。先週はメールで「こちらは震度4で、家は大丈夫」と安心メールを
くれたりする。東京の下町、押上村もやさしい人が多く、留守中には、隣のおっちゃんが水を
植物にやってくれたり、雑草とりや掃除もしてくれる。おかげで、気ままに、ノマド生活みたいな
ことをやれているのだ。「お互いさま」にすこし、借りがおおいかな~という感じ。
いつもお返しが「倍返し」でやってくるので借りが増えていく。冷蔵庫の中には、サバ二尾、アジ一尾、ワカメ、さざえが
入った。加えて、本日朝にタコを二尾釣った(正確には、3尾・・最初のタコがリリースサイズだったので、逃がした。
でもその逃がしたタコがもう一度釣れた(笑)『ヒトがいいだけでは生き残れないよ』といってきかせて、二度目のリリース)
これから朝ごはん。いつも東京で「かしわ飯」を冷凍にしてもってくる。今朝はそれを炊飯器でもどして、
妙高高原で仕入れてきた野菜で具沢山の味噌汁。小倉生まれのぼくは、うどんとかしわ飯があれば大丈夫。
最高のファーストフードであり、スーパーフード。
朝飯前にタコを釣ったので、朝飯の後に、ぬかで8本の足を洗い、63度のお湯でゆでだこをつくったり、
サバやアジをさばいて、しめ鯖にしたり、アジは刺身にしたりする。
来月は「梅仕事」の月なので、梅林ガールズたちが、手伝いにきてくれたりするので、♪タコやさばの舞い踊り(そんな地味な歌?)
をみなで満喫できそうだ。海辺の田舎で暮らす予定の人は、魚が捌けるようになるといいね。アジが三枚に開けるようになると、
たいがいの魚はどうにかなる。
さすがに家のまわりや畑の雑草も気になるけど、
東京からお豆の注文が入ったので、今日は炭火を起こして焙煎もしなくては・・・こちらにくると・・
することの やまんごとありて 日が暮れる