「おっぱい」の美味い店がある!

月曜の「卵かけごはん」の時、飲み友のともちゃんが、散歩の達人(北千住×赤羽)をもってきてくれた。
彼女は北千住生まれで、昨年はいっしょに、吞兵衛の聖地・北千住をなんどか梯子した。
「北千住と赤羽は、いろいろ似てるんですよ」とのこと。「じゃ、水曜日にいこう」ということに。

浅草で待ち合わせをして、いざ赤羽へ(銀座線で上野。上野から高崎線で二駅)。
二月に味噌つくりにきている常連さまが、昨年末に「赤羽ホルモン」というお店をオープンさせた。
「亀戸ホルモン」と呼ばれるくらい、亀戸にはホルモン屋が多い。その亀戸の有名店の店長だったくんなので、
いきなりステーキみたいにいきなり繁盛店になった。5時開店で、雨降りにかかわらず、6時についたら、20人くらいはホルモンを炭火で焼きながら、飲んでいた。満席で30名くらい。
電話予約していたのでOK牧場だったばってん。ちなみに、赤羽にはOK横丁、がある。

若いイケメン(3人がフロアー担当。みんな黒いTシャツ姿がきりりとしまって、イケメン)くんのオススメで
タンとか、3種類の部位を頼み、卓上の七輪の網で焼きながら、角のハイボールを飲み始める。
炭火で焼く肉のうまいこと。お客さんは、カップル、家族、女子会?・・・うわさには聞いていたけど、
女子が多いのにびっくり。おじさんとしては、それだけで大満足。ハイボールが3杯目になるころ、ともちゃんが
恥ずかしそうに「メニューに『おっぱい』があるんですけど、頼んでくれませんか?」という。
イケメンくんに「おっぱいくださ~い」というと、厨房の中まで通る声で、「おっぱいお願いします」
とオーダーを通してくれた。いっしょにたのんだ「こぶくろ」は、大好物だけど、これからは「おっぱい」も好物に追加されそうなくらい秀逸だった。お店が満席になったので、席をたってお勘定。

二件目は「駄菓子屋」。創業70年の老舗の「たねや」さん。
70年前は、赤羽も田園地帯で、種を商いしたのがスタートらしい。
懐かしい「たばこのココア」(ショッポーみたいな青いラベルの箱に入っている)とか「ラムネ」(今は、うちの常連さまの
小野塚製菓製)とか、イカ煎餅・・・・などを買って、徘徊する。
東京には「土地」はあるばってん、「土」がなくなり、種も「たねや」もなくなった。
野口 勲さんの「タネが危ない」という本をぜひ読んでほしい。地球温暖化や戦争も大問題だけど、「タネが
危ない」、のです。

3件目は、若いイケメンにいちゃんがやっているスタンドバー。今流行りの小倉生まれの「角打ち風バー」
に入り、「モカ」を注文。
2坪のお店で、昼は珈琲(ハンドドリップで丁寧に淹れてくれる)、夕方からはお酒でも珈琲でもOK牧場。
深煎りの「モカ」を飲みながら、「焙煎は?」と質問。「2坪なので、焙煎機を置けないのです」とのこと。
「UFOだとOK牧場・・・」と言うか言うまいかと悩んだけど・・・黙ってサポロビールを飲んで店を後にした。
「にほんばし作戦」はUFOでもおもしろそうだ(サントリーがオールドを売る時、「にほんばし」・二本の箸を使う・・すしや・和食やなどを責めた。UFOは、角打ちみたいな二本の足で立ち飲みしている場所をねらう・笑)。正確には「にほんあし作戦」か?

3月は今日でおわり。先週あたりから「引っ越し便」のトラックがやたらと目につく。
♪さようなら は わかれの言葉でなくて・・・薬師丸ひろ子さんの歌が聞こえてきそうな季節だ。
明日は天真庵の誕生日。2007年生まれなので16歳、人間でいったら高校生だ。
築78年になる建物と主人は、骨董みたいになってきたばってん・・・・感謝!

なにげに「モヤモヤさまぁ~ず2 – テレビ東京」のHPをのぞいたら、
4月4日(火曜日)に「押上周辺の店」が紹介されるらしいね~?♪あ、かっぽれ かっぽれ・・

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