「北九州 わるくないっちゃ」と検索すると、若いにいちゃんのレゲエで
「ソゲエ悪くない 北九州のよさ」の歌が聞ける。
ビビンコ、みたいなレアな方言は、少ないけど、語尾に「ちゃ」をつけるのが、
北九州弁の特徴。うなずくときは「それちゃ」。悪くないっちゃ!
昔は「鉄の街」として一世を風靡し、鉄がさめてからは、ヤクザが多かったり、ぐれた若者が
学校で騒いだり、成人式の乱痴気騒ぎみたいなものが目立ち、風評被害そのまんまの荒くれた街のイメージ
が北九州のイメージだと思う。でも「ひと」がいいし、「街」もいい。自然も生活していくインフラも
素晴らしいので、老後に住みたい街の最高峰の街でもある。
「コンビニ兄弟」(新潮文庫 町田そのこ)を読むと、ますます北九州に住みたいと思うっちゃ。
老後だけでなく、子育て世代にもおすすめの街。
7時の今朝の地元(石川)のニュースで、「昨年度の石川県の移住者が1400人超えで史上最高」
みたいな話。とくに子育て世代に人気があるらしい。これもあまり知られていないが、石川県の子供たちの
学力は全国トップレベルにある。しかも能登の子供たちが、それをかなり牽引しているらしい。
なんとなく、北九州と能登って、同じような空気感があるっちゃ。
戦争が長引き、いろいろな物価が高騰している。珈琲豆もこの一年でだいぶ高くなってきたし、
このままだと、500円で提供するのもままならない状況だし、飲むお客さんも、「外で一杯の珈琲を500円出して
飲む」という「余裕」もなくなりそうな昨今。
昨日までは、UFOで毎日60gを焙煎し、朝と夕方珈琲を囲炉裏の上で淹れた。これだと一杯約30円で、
世界一の「手前珈琲」が飲める。それっちゃ!
明日は東京に出稼ぎにいく。今日は、珪藻土の七輪で、ブラジル、コロンビア、ガテマラ、モカなどを焙煎して、
「ほぼぶらじる」をつくって出発。藤瀬霊水を70L汲んで、北前船よろしく上京いたす。
北前船というのも、日本海を往復しながら、九州人と能登の人たちが、ふれあってきた歴史がある。
志賀町(これは志賀島だし)、輪島の沖合にある舳倉島(へくらじま)には、宗像大社と同じ姫さまを祭っている神社がある。
地元のスーパーが「どんたく」だし、すしべんの「八幡」というお店もいっぱいある。今日は近くの神社にいく予定。
能登もわるくないっちゃ。感謝(ありがたいっちゃ)