開運につながる「龍神さま」

能登で半分暮らしながら6年目になった。
HPに写真を載せているけど、始めての日、海にいくと
大きな虹が見えた。いっしょに釣りにいったかすみちゃんが、写真を撮ってくれた。
「能登が歓迎してくれてますね」と、彼女がいったけど、それからこっち、毎日のように
この海を眺めているけど、あんな虹は見たことがない。とある「わたし見えるんです」の女子いわく、
「これは龍ですよ」とポツリ。「そうかもなんばん」と思っていたけど、それから「水」とか
、珈琲やそばのまわりの環境がどんどん変化していった。最初に看板に「天真庵」と揮毫してくれた
書の先生の名前にも「竜」がつく。

最初のころは、門前(総持寺があるとこ。鶴見にうつるまでは、ここが本店?だった)。
にある「古和秀水」(こわしゅうど  どうしてもそう呼べない不思議な漢字?)を汲んできていた。
総持寺開山瑩山(けいざん)禅師が、龍神さまから授かったという伝説の水で、養老伝説(酒好きの親を
思う子供の願で、湧き水に酒のようなものがある場所を見つけ、親孝行をする・・みたいなお話)も残っている。
余談だけど、ぼくの蕎麦を作ってくれている農家は、千葉の酒々井(しすい)というところ。酒々井も
汲んでも汲んでも酒が湧き出る井戸の伝説がある。ぼくもそんな井戸がほしい(笑)
毎日飲んでいる能登の「亀泉」は、その「古和秀水」を仕込み水にしている。だからぼくは、毎日龍神さまを
はらわたに染みこませている。若いころか骨董病が高じて「金欠病」が慢性だが、酒を飲むお金だけは、
なんとかまわっているのは、「龍神さま」のおかげかもなんばん。

そのうち、七尾の「藤瀬霊水」(ふじせのれいすい)を汲んで、東京にもっていくことになり、そばや珈琲・茶に使っている。
ネットで「藤瀬霊水」と検索すると、写真がでてくる。3つの龍神さまの口から、霊水を汲んでくる。不思議な伝説があまたわる水。
「寒の水」といって、日本人は昔から朝おきると、一杯の水を飲んだ。おじいちゃんおんばあちゃんたちも、お茶、珈琲を
淹れるのに使う、というより「そのまま飲む」と答える人のほうが多い(ぼくがそこで出会う人たちに、聞いた範囲の話ではあるが・・)

昨年の暮れ、島原の不思議な金物屋にいった。「猪原金物店」で検索すると、いろいろでてる。普賢岳の伏流水がでてくる場所にあり、そこにも「龍神さま」
がいて、狩野派の絵師が書いた掛け軸には、不思議な物語がいっぱい。たまたま店主が大学の先輩にあたり、
思わず、ハグをして、「グレーター立命」を歌った。これも龍神さまのお導き?
昨日、土産にもらった「青龍の掛け軸についての覚書」を読み直してみた。

昨年は、能登の珠洲に震度6の地震がおき、珪藻土七輪やさんの窯が全壊した。
その時にちゃねって珪藻土の焙煎機「UFO」ができた。
王子といっしょに「隕石グッズ」をあまたつくってきた縁も、摩訶不思議だけど、能登もUFOのよくでる場所であり、
日本海に向かってつきでている形状は、まさに龍神さまだ。日本のカタチも龍やね。
珪藻土をつかって、久保さんに、新しい「能登焼き」みたいなもんを作ってもらおうと思っている。
テーマは「龍神さま」になりそうだ。龍恩感謝。
大変な時代やけど、みんなで幸せになろうね!