味噌つくりも終盤・・・

水曜日は、お店のステンドグラスをつくってくれたあいちゃんが、
味噌つくりにやってきた。前日近くの主婦?たちを集め、築地にいって、
昆布や鰹節などを調達して「出汁をとる会」をやったらしい。
ところが、築地で生徒たちと飲み過ぎて、二日酔い、ということ。
相変わらず、「ごうかい母さん」だ。

昨日は、お昼から6人の味噌つくり。ひとり一時間の時間割でやっているので、
終わったのが6時。かたづけとか、これからの味噌つくりのために、寸胴に大豆を入れ、
水につけたり・・・で、昨日は香取神社にお詣りの後の、買い物くらいで、万歩計の数字が
あまり動かなかったけど、かなりの運動量ではある。

昨日最初の女子は、大豆のゆで汁を入れるペットボトルのかわりに、「還元くん」
でつくったお茶を持参され「これ水素でているか、測ってください」とのこと。水素の計測器で
測ると、ほとんどぼくの万歩計状態で、針がうごかない。
「ちゃんと40度のお湯をいれてますか?」と聞くと、「めんどうなので指いれて、『いいかな?』と適当
にやってます」とのこと。「ぼくの体じゃないけん、しらんばってん、せっかく健康になりたくてやっているんだったら、
まじめに温度計で測ったほうがよかばい」と助言。「はい」と返事はいいばってん、実行しないのが彼女の悪い癖だ。

いろいろ説明したら、このカウンターに座っていると、「落ち着く」とおっしゃる。
「タキオン(マイナスイオンを滝の2000倍つくるらしい機械)があるけんね」というと、
「買おうかな、どうしようかな・・・26万というのは大金やね・・・」とツイッター状態。
水素がちゃんとできているうちのお茶を二杯ほど飲んで、トイレに二回いくたびに
「色は白にしようか紫がいいかな?」とか「どこにおこうかな」と、ブツブツツイッター。
「迷った時は、買わんほがよかよ。うちに珈琲飲みにくれば、マイナスイオンも浴びれるけん」というと、
「やっぱり買います」と決心して、タキオンを買っていかれた。

入れ替わりの女子も、昨年体の調子をくずし、「還元くん」でつくる水素茶を毎日飲んでおられる。
「ちゃんとお湯の温度測ってる?」ときくと、「ぬる燗を毎日晩酌しているので、指いれてやってます」とのこと。
「人肌は36度くらい・・・プラス4度ばい」というと、「やっぱり今日から測ります」といって笑っている。
毎日のことだけど、女子たちは、朝は「5分」が格闘みたい。「時間というものは、ほんとうはこの世に存在しない。
その人の『おもい』で、長くなったり、短くなったりする」ものらしい。だから「今ここ」が大事なのです。

次にやってきたのが、むーつん。家業を手伝いながら、エッセーなどを書いておられる。ぼくのお茶のお弟子さま
でもある。お店の黒板書いてにあるUFOの説明文を読んで噴き出してしる。
「珪藻土プラス炭火で、肉や野菜を焼くと、おいしくなる。同じように、このUFOで
珈琲豆を焼くと、だれが焼いても、おいしい珈琲豆ができる」
と書いてある。「師匠、これだと、『UFOで肉や魚を焼ける』と勘違いする人がいますよ」とのこと。
理屈はあってるけど、「それもおもしろい」と思って、そのままにしている。
その黒板の左横の壁には、UFOの取っ手に紐をかけてつるし、掛け花のように、花(造花)を投げ込んである。
むーつんイワク「私の部屋に、同じように飾りたいので、花もいっしょに売ってください」とのこと。
「珈琲は・・?」と問うと、「私はお茶しか飲まないので、UFOをカケハナにします」とのことだ。

休み返上の二日間だったけど、奇人女子があまたこられ、抱腹絶倒の水木やった。感謝。