♪毎日毎日ぼくらは鉄板の・・・・
昔流行ったたい焼きソングじゃないけど、毎日毎日味噌つくりで、朝から寸胴(大豆と水を二日つける)
石油ストーブとペレットストーブにかけて、ことこと煮ている。幸せな香りにつつまれ、それがみんなの
「手前味噌」になることを思うといい気分になるので♪いやになっちゃうよ・・はないばってん。
若い人、昔若かった人、これから若いといわれる子供・・・多士済々の人たちが「菌活」にこられる。
蕎麦湯は、そばを茹でたお湯で、ビタミン・ミネラルのほかにルチンという女性の味方みたいな成分が
いっぱい入っている。ので、そばを手繰った後の汁に入れて飲む、のが昔からのならわし。
同じように大豆の煮汁も、捨てがたい栄養のかたまりなので、その場で飲んでもらったり、ペットボトル
に入れてお持ち帰り、というのがならわしになっている。
昨日も一年ぶりに「ぬすみぐい組」(今流行りの強盗ではない。NUSUMIGUIというデザイナーの仲間たちで、
同業・陶芸家・料理人・アーティストなど、幅広く活躍している人たち。最近の雑誌などに、それぞれの分野で
活躍しているのが紹介されている)のとあるカップルが、味噌をつくりにきた。
井戸端会議よろしく、近況を風発していると「来月結婚することになりました」、とのこと。
お祝いに、一番直近に仕込んだ「珈琲焼酎」をあげたら、喜ばれた。
「これ、UFOで焙煎したモカをキンミヤに漬けるんですよね」と、お返しのようにうれしい返事。
「ぬすみぐい組一派の間ではUFO焙煎が浸透している。
「私たちもUFOもっていっていいですか?」というので、焙煎と珈琲焼酎のやりかたを伝授させたもろうた。
その日の朝、陶芸家の久保さんに電話したら、
「3月までは忙しくて、UFOはつくれんばい」とのこと。在庫が米櫃の底状態になってきた。
とり(一番最後)は、梅林ガールズのふたり。昨年能登デビューし、今年の夏は梅仕事にチャレンジ。
バッハのCDが終わって、お店の中がシーンとした時、「あれ、これラジオですか?」と聞かれたので
「今は、なにもかかってないよ」と答えた。
筆子さん、梅林ガールズの3人が「ラジオみたいな声がする」というので、井戸端女子会に近づいて耳を
すませていると、確かに「ラジオみたいな・・・?」
2階にいって確かめたら、二階のラジオはオフ・・・?
「ついにUFOからのメッセージかな」と冗談でいったら、3人が真顔で声の源流をさがしている。
ひとりの女子と、お店の外にでた。プランターから声が聞こえる・・・なんとも不思議な世界につつまれる。
しばらくして、その女子が真っ赤な顔して「原因はワタシでした」と笑った。
ポケットの中のスマホが、味噌つくりのなにかの所作で、ラジオモードになったらしい。
おれおれ詐欺も「そんなはずはないけど、娘(もしくは息子)という相手から電話がかかってきた時、
信じ込む」という心理に共通している。
くれぐれも「多様化する詐欺」にご注意を・・
今日も16時まで。それから「味噌つくり」「UFO焙煎教室」「そば打ち教室」
明日の朝は卵かけごはん。