月曜の朝は卵かけごはん

「月曜の朝は卵かけごはん」は、311の年から始めているので、もう10有余年になる。
一度、アド街ック天国に紹介されたことがあり、その時は
しばらく行列ができたりしたけど、今はだいたい常連さま御用達で
のんびりやっている。

冬はお米を1時間くらいは水に浸しておきたい。
炭火を火起こしをつかって着火し、能登珪藻土の竈にそれをいれ、
着火した炭の上に、新しい炭を加えて、空気穴から団扇で風を入れたり
しながら、火が安定するのを待つ。

かたわらに、珪藻土の七輪を用意。ごはんは15分か20分で
炊きあがるので(羽釜を藁の鍋敷きにのせて10分から15分蒸らす)、残った炭火を七輪にのせ、その上に手回しの焙煎機をのせ、
焙煎する。13坪くらいの店だけど、朝9度だった室内温度が、15度までいく。

月曜日は8時に開店。7時半くらいに、ペレットストーブをつける。するとじわじわ温度があがって、
20度くらいになる。もちろん外気によるけど・・
築77年になるし、アルミサッシではなく、木枠の窓なので、すきま風がままならない。

明後日からいよいよ味噌つくりが始まる。しばらく休み返上。
水曜日の味噌つくりのために、今日の夕方あたりから、大豆を水につける。
お米も大豆も、小豆(あずき)や豆を、ことこと煮るときも、準備段階(水につける)
というのは、だいずやね。「おからだ おだいずに」だ。

焙煎もそうだけど、自分で味噌をつくると、「市販のものにもどれなくなる」
というのが、欠点でもあり、一番わかりやすい「味」の指標。

あまり知られてないけど、今年あたりから、「遺伝子組み換え」なんじゃら、や「添加物」の表示が
大きく緩和される。けっして、怪しげな食品が少なくなるのではない。「ばれにくく」するちゅうことや。
「ちゃんとした 安心できる」ところか買うか、できるだけ自分でつくる、しかないね。
世界中が混とんとしているけど、自分たちの命は、口に入れる「モノ」からしかつくれない、という
基本の基本がとても大事なことだと、つくづく思う。感謝。

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