土曜・日曜日は16時まで。それから「そば打ち教室」「UFO焙煎塾」

先週の週末・・・閉店近く(もっとも、16時に閉店するのが早過ぎる)に、遠くから
わざわざお客さんがこられ、カウンターがにぎやかだった。
浅草や錦糸町や銀座なども、たくさんひとがでてるみたい。
あいかわらず、ここ、十間橋通りは、うらぶれていて、さながら「限界集落」だ。
でも、じいちゃん、ばあちゃんたちが元気で、笑い声がきこえ、反対に若者を
サポートできるような人が増えても、おもしろいのではないかしらん。
そんなことを思いながら、今朝も朝まずめ(朝日がでる間際 釣りの絶好のタイミング)に、
天風式スクワットを50回、腕立て50回をして、そば打ち、焙煎・・・散歩。

昨日の3時過ぎ、UFOで焙煎をしていたら、若いカップルが
入ってきた。ちょうど、開始して3分・・・イチハゼまじかだったので、水もださず、にわか焙煎教室。
ニハゼのタイミングなどを教え、チャフを飛ばし、「UFOの相棒」で、できあがった珈琲豆を
粗びきに挽いてもらった。今流行りの「参加型カフェ」。
それを、使って珈琲をいれようとしたら、「おそばありますか?」といわれた。
「そうだ、うちは、そばやか」と思い直し、注文の「梅おろしそば」と「能登牛筋そば」をつくってだした。
蕎麦湯をだした後、参加してもらった珈琲豆で、「ほぼぶらじる」をだして、談論風発。

その若いカップルは西荻でお洒落な「カフェ」をやっておられる。(3度目くらいの来店らしいけど、はじめて聞いた)。
そのうち「自家焙煎を」というのを考えているところらしく、珈琲談義がはずんだ。
最近の珈琲の雑誌などを読んでいると、大きな焙煎機を、ドンとお店において、私はロースターよろしく、
「珈琲屋」を営んでいるようなスタイルが流行してるようだ。「みんな同じスタイルで気持ち悪い」
と、すみだ珈琲のカウンターで、廣田社長と話をしていたら・・・「うちもそうでした」と笑った。
今は、一階にあった焙煎機を二階にあげた(笑)

そんなお洒落なカフェが全盛の時代に、前世の珈琲やみたいなスタイルで、炭火でガラガラ焙煎したり、UFOで
60gを焙煎したりしながら、毎日を過ごしている。

来月はじめは、能登と、九州で出張型の「焙煎塾」の予約が入った。
リュックに(正確には、車に積んでいくけど)、「UFO」と「UFOの相棒」と、生豆を入れて
いけば、@「いつでも、どこでも、だれでも焙煎」状況になった。
長崎や熊本では何度も地元の「水」をつかって、そば打ちをやってきたけど、今回はその水で
珈琲を淹れるのが楽しみだ。
「全国を徘徊しながら、UFO焙煎を伝授している老スター。」老後はそうしよう。
いやまて、もう老後か?

今日明日は16時まで営業。その後は「そば打ち教室」「UFO焙煎塾」