能登の珪藻土焙煎器「JYOMON]

こないだ「おもうまい店」に紹介された津久司寿司は、
もともと繁盛店だったけど、もっともっと繁盛店になった。
先月に続き、今月も梅茶翁のふたりと、能登の盛り場へくりだした。
今回は、つくしさんの近く、能登町宇出港(うしず)近くで38年も
やっている「風来坊」に・・・

港から少し路地裏にポツリとある。京都の祇園あたりの横丁みたいに
整備された石畳をすすむと、古色のついた看板に灯がともっている。
ご主人は、ぼくが京都で珈琲の修行をしていたころ、京都の有名な日本料理屋で
修行していた。話があいすぎ。毎日違う「突き出し」に、彼の人生が吐露されている。
朝どれの魚を酒肴に、徒歩5分のところにある数馬酒造の「竹葉」のぬる燗がすすむ。

港の古色蒼然とした古民家の壁に、3つの明るい電気のまるで灯台?みたいな
スナックをみつけた。その名前も「ポートサイド」。二件目は、そんなスナックに
入る。角を一本キープ。4人で飲むので、キープにならない。飲み切り。
風来坊と同じく38年になるらしい。ママさんは、ぼくより、3つくらい若い。
ひさしぶりにやしきたかじんの「あんた」をうたった。
♪・・・男はいいよね 子供のままで いられて

けっこうナガッチリになって、日付変更線を超え、梅茶翁に泊まる。
もうすぐ、梅茶翁のHPがリニューアルされる。ペチカも完成し、9月から
「一日一組」の農家民宿も始まった。
ちょうど、「能登の珪藻土焙煎器 JYOMON」も完成したので、翌朝に
ほうろく焙煎を伝授した。ペチカにほうろく。能登では300年、一度
も消えることなく村人に守られてきた「火」がある「火様(ひさま)」という。
これから300年先に、「ほうろく焙煎」が続きますように・・・

今日は、朝からタコ釣り。一匹つれた。
帰りに港で、久保さんと電話で打ち合わせ。漁師さんが「ちょっとまって」
といって、今朝つれた「あおりいか」を6尾くれた。
夜は、アオリの刺身とタコご飯・・・
「能登暮らしは、日々是好日」だ。感謝。

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