出張焙煎教室?

昨日は、台風の影響で、海は朝から荒れていた。
30分くらいタコ釣りをして、朝めし前に、辛み大根の種を植え、
朝飯後に、新作の「能登珪藻土ほうろく焙煎器」で、珈琲豆を焙煎。
昨年世界のショーで、3位になったモカがいい感じに焼けた。
あまりに美味いので、生豆を久保さんにおくろうと、郵便局まで
歩いてテクテク1時間。東京のカフェから注文があっても、健康のため
徒歩で郵便局にもっていく。だから郵便局の人たちも、いつも大きな目を
パチリとあけ、大きな声で「ごくろうさま」といってくれる。でも、この能登から
三重の久保さんち、東京のお店に次の日に届けてくれる郵便配達の人に、大きな
声で「ごくろうさま」といいたい。

昨日焼いたモカを淹れ、それをペットボトルにいれ、これから珠洲へ。
こないだの震度6の地震で、珪藻土七輪やさんの窯が全壊した。
クラウドファンディングで、再興の資金を集める予定。ぼくは、こわれた七輪のかけら
などをもらって、久保さんのアトリエにおくり、それをまた自分の土とまぜて、「ほうろく」
をつくってもろうている。もしも、たくさん売れたら(売ろうとあまり思ってないけど)、
クラウドファンディングに参加しようと思っている。筆子さんは、へそくりで参加するらしい。
ぼくは、へそくりが下手なので、がんばって、「能登珪藻土ほうろく焙煎器」を
普及させたい(笑)

今日は珠洲の珪藻土やにいき、珠洲の塩や(今回の長雨で、塩ができていない)により、
梅茶翁で「ほうろく焙煎」の伝授。
出前用の長持ち(ラーメンやの出前用の箱)に、ほうろく、なま豆、ざる、耐火手袋・・・をもってこの後、
出発。今日はひさしぶりに梅茶翁に泊まらせてもらう。
こんなスタイルの「焙煎教室の出前」も、なかなかおもしろい。これからのひとつのライフワークになりそうだ!感謝。

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