アジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ・・・どこの地域にも、特有の
麺の文化がある。
今日の営業が終わったら、「能登休み」。今回は夏休みと重なるので、お客さんが
家族で「金沢」とか「北陸」とかの足で、能登へきたいという声がいくつか・・・
勝手に近くの宿をとったら、昼の何時間かは、「よかったら、遊びにおいで」という
ことで応対している。
酒飲みのひとり旅の場合はHPにもリンクしている「湖月館」をすすめている。
子供つれの場合は海遊びができる民泊の「TOGISO」が人気だ。
今回は、中能登に移住した家族でやりはじめた「古民家ゲストハウス結舎(ゆいしゃ)」に
泊まる家族がいる。アズマダチの古民家を上手に改装したいい感じの宿。
いつもは、そば、そばつゆ、珈琲豆などをもって能登にいく。
先日は、友達で畑をはじめたくんから、ピーマン、ナス、トマト、バジルのジェノベーゼなどをもらった。
「能登にもっていって」とのメモがあったので、向こうで「そばのジェノベーゼあえ」や「トマトソースでそば」
などをやってみたいと思う。手打ちのそばでなくても、パスタの要領でそばとあわせると、けっこう無限の幸せレシピ
が盛りだくさんだ。
そろそろタコも釣れだす時期なので、能登の地蛸のソバパスタなんて、能登ワインと合わせてたら、「フェスタ気分」になる。
昨日は、カナダからスーパーモデル(スーパーのチラシのモデルじゃなかよ)みたいなPさんが
蕎麦を打ちにきた。初めての来日で、今回は東京だけしかいないけど、やはり「京都」が気になる様子。
カナダは、ジャガイモと肉が主食で、よくパスタを食べる・・・そんな話を流暢な英語で話していた。
どおりで、というくらい、日本語にすると「きしめん」のような、平麺のパスタのようなものができあがった。
ホテルでゆでることができないので、いつも外国からそば打ちにきた人たちとは、その後「そば会」でしめる。
卵焼き、そばがきで、そば前の「奥能登」を飲む。能登の話をしたら、青い目が輝いていた。
「そばやをカナダでやる?」とさそうと、まんざらでもない顔をしている。藍染ののれんをのれん分けして、
「ブルーノレン」(そんな名前でアメリカから上陸した珈琲屋が清澄白河にある)で、カナダやアメリカで
「そばと珈琲の店」をチェーン店化してみようかしらん・・・
というわけで、これから回転準備し、16時まで営業して、それから「そば打ち教室」をやって、
能登へ出発。