納屋の中は宝の山?

今日は「燃えないゴミの日」。
冠婚葬祭やお祭りなど、家でやることが多かった昔の家には、
たくさんの器とか包丁とか調理器具などがいっぱいある。
古民家をひとつ買うと、それらの掃除に3年かかる、と言われて
いるけど、月に10日の能登くらしのペースで4年過ぎたけど、
まだまだ宝の山だ!時間がある人は、メルカリなどで売って、生活費のたしにしながら田舎暮らしを
している人もあまたいるようだ。古民家を買う時は、屋根とか水回りをしかり見たら、納屋の中の
調度品をなんでも鑑定団することをおすすめする(笑)

東京から、梅仕事などを手伝うために、能登の家にくる梅林ガールズたちなどに、
「いるもんあったら、東京までもっていくばい」ということで、器(特に場所がら、九谷焼や輪島の漆器が多い)
などは人気があって、かなりあげた。押上のシェアハウスやカフェなどにもかなりあげた。
梅仕事に使うざるとか、収穫籠、畑仕事の鍬、鎌、大工道具・・・
昭和の時代に流行った「象印の保温ジャー」など、よりどりみどりだ。おかげでホームセンターにいっても
買うものは、カセットコンロ(プロパンは契約していないので、これで充分。蕎麦会もできる)とか、
オシャレ?な長靴、虫よけのゴム手、ときどき釣りの餌(なぜかホームセンターで売っている)くらいだ。

今朝は、茶わん蒸し用の蓋つきの器を20客くらい処理した。空になったガスコンロも20個(半年分?プロパン
の基本料金以内で、すむ。煮炊きはそれとIHを併用。風呂は近所の温泉にいくし、焙煎を年中炭火でやるので、
冬は暖も、煮炊きも兼ねて、お湯があまって、お湯割りのペースをあげながら、生活をしている)
押上のお店をやめて、お店にあるペレットストーブを能登にもってくると「鬼に金棒の能登暮らし」
になるに違いない。
最近、久保さんに「天庫盛り」という、天真庵と押上文庫共同のブランドの器をいっぱいつくって
もれっている。それを、台所の食器棚や納屋の食器棚にいれている。押上文庫が、あと3店舗くらい
展開しても大丈夫なくらいにいっぱいになった。今は「寒山拾得美術館」と勝手にいってるけど、
よくよく見ると「久保忠廣参考館」みたいな感じ。

そんなことを考えながら、久保さんの新しい珈琲カップでホボブラジルを飲みながら、ブログを書いている。
これから朝ごはん。近所のおばちゃんが、サザエを50個くれたので、朝は「さざえごはん」
サザエを殻からだして、ゆでて、それに梅酢を浸すと、めちゃくちゃ美味い。
それをごはんを炊く時に、刻んでいれる。東京から、ぬか床をもってきてるので、香のものは、
となりの畑でとれたきゅうりとなす。味噌も味噌蔵にいっぱいつくってあるので、それに具沢山の味噌汁
を加えると、「能登流・一汁一菜」だ。
そうだ!今夜はサザエの茶わん蒸しをつくろう!とひらめき、捨てた茶わんを家にもってこよう!
なんていうことを続けていると、家がいつまでたってもかたずかない。質素に、炭火焼きにして、
亀泉(高知ではなく、輪島の中野酒造)を飲むとしよう。この酒は昨日紹介した・・

総持寺の近くの名水「古和秀水」(こわしゅうど)が仕込み水。

 

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