隕石メロン?銀河メロン?・・銀座からメロン!びっくりの美味さ!

先日、能登で田植えをしていたら、銀座の隕石カフェの王子から
ショートメールがきた。「美味しい珈琲豆をおくってください!」
冠に「美味しい」とか、美辞麗句がついた場合は「緊急」という気持ちが含まれている。
東京にいても、能登にいても、宅急便でおくると翌日には本州におくれる。
でも「緊急」の時は、電車にのって銀座に届ける場合も、ままある。でも能登だと無理。

「今田植えをしているので、明日焙煎して、おくります」と返事したら、
「2pでお願いします」とかえってきた。稲の苗と、土で汚れた指で
「お天道様の下で、2pとか、エッチな話しないように」と返事したら
「ほんとうに、ホボブラジルが銀座では好評で、まったく間に合わないです」とこと・・・

本来だと田植えの後は、柳田温泉にみんなでいって、裸のつきあいをし、酒を組み交わし、五穀豊穣を
祈る、というのがならわしなのだが、志賀町の拙宅に踵をかえすごとく、急いで帰って焙煎の準備などをした。
(クロネコさまに、翌日のお昼までにきてもらうようにメールしたり、炭火焙煎する道具類のチェック・・
東京だと、何か足りないものがあっても、すぐに調達できるばってん、能登ではそうは問屋もお店も卸さない)

テレビなどに出演するときの王子は、すこしちゃらけたり、おわらい芸人さながらチックなところがあるが、
さすが、押上から銀座にうつり、コロナ禍に、銀座で2店舗目をだすような「器」がある。
この星では「人間力」とかいうけど、あれは「宇宙人間力」というか、不思議な機微をもっている。

普通だと「いつもより2倍も注文してやった」というようなケースだけど、「無理くり頼んだ」
というような気持ちなんだろう。翌日に「能登の家の住所を教えてください」とメールがきた。
その翌日が朝から、梅をもいで、そのまま東京に出発の日だった。ので、
「金塊でもおくってくれるの?新聞紙につつんで、こそっと東京のお店にもってきて」と返事したら、
「では、100万くらいの価値あるものを、金曜日に押上のお店におくります」というメールがきて、
昨日、35度超えの中で焙煎をしていたら、クロネコさんがメロンを届けてくれた。
箱をあけたら、「これは、銀河のはてからやってきた銀河メロンです。食べる3時間前に冷やしてどうぞ(略)メロンメロン
な味です。一個50万。ふたつで100万也」と王子が墨字で和紙にかいた手紙が入っていた。

焙煎が終わり、汗だくになったころ、くだんのメロンを切って食べてみた。
幼きころより、ぼくらの世代はバナナは病気の時だけ(いつも井筒屋デパートの玄関でやっていた「バナナのたたき売り」を見るだけやった)、メロンといえば、阿蘇あたりでとれたプリンスメロン
・・しかも高嶺の花のように高級だった。
その銀河メロン、一口食べて、あまりの美味さに「めちゃくちゃ美味い・・・」とお礼のメールをした。感謝。

今日から通常営業。土曜日曜は12時から16時。

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