北九州の台所「旦過市場」が焼けた!

昨日は夕陽がとてもきれいだったので、近くの「じんのびの湯」にいく。
能登の外浦(富山湾とは反対のこちらがわ)は、夕陽がきれい。
じんのびの湯はその最高峰の場所にあり、「ホテルビュースポットホテル」
に泊まったら、浴衣ではいることができる。一昨年の幻の?「ごーつーとらべる」の時、
梅林ガールズといっしょに泊まって、夕陽と能登の魚に舌鼓をうったことが懐かしい。

昨日風呂からあがって、休憩所で北國新聞を読んでいたら「旦過市場が火事」のニュースがテレビ
で流れた。小倉うまれの小生、ものごごろついた幼少のころからこっち、大変お世話になったとこ、台所だ。
北九州予備校に通う浪人時代も、毎朝、市場を通って通い、帰りには古色蒼然とした食堂で、一杯(予備校時代は熱燗一本だけ)
飲んだりした。近所のおばっちゃんがインタビューうけていて「人生が半分なくなってしまったみたいっちゃ」と小倉なまりで語っていた。
「そんげそんげほんなこつ」である。

福岡は、「博多」と「北九州」のふたつの100万都市がある。(正確には北九州は100万をきった)
博多は「若者の街」で、最近はリトル東京ばい、という感じの街になりさがった。
北九州は「鉄の街」として栄え、競輪・焼うどん・パンチパーマの発症の地。
今は地盤沈下しているけど、栄えた時代のインフラ(病院・公園・カフェやレストラン)が残っているのと、ちょっといけば
釣ができる海、温泉などの自然も多く、関門大橋を渡れば下関で唐戸市場(からといちば)もあり、「老後に住みたい街」の筆頭にある。

博多は東京の一緒で2021年の話題の新語「チルい」ブームの街だ。
原田曜平さんの新著「寡欲都市TOKYO」(若者の地方移住と新しい地方創生)」(角川新書)を読むと、
「これからの東京(やリトル東京)」がよくわかる。

「チルい」とは、chill outを語源として、「落ち着く」という意味らしい。
これからの大都市の人たちは、確実に「チル」る。そして「チルい」選手権で
東京はぶっちきり世界一の都市になるらしい。

それとは反対に、コロナの影響もあり、世界中の若者が田舎へ移住する傾向も顕著になってきてるらしい。
世界に名だたるIT企業も従業員が郊外に引っ越し、リモートで仕事をしているので、規制(給与形態とか)を
かえてきているらしい。とくに「シレニアル世代」(1981年以降の生まれ)や「Z世代」(1990年半ば以降の生まれ)
は顕著で、「大都市生活にストレスを感じているひとたち」らしい。
「落ち着く」場所、居場所、人が、活躍する時代がきたみたい。

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