水木は休みだった。
なんとなく、地震が多いので(都市ガスでなく、炭火で焙煎をしているので、ガスがなくなっても
仕事はできるばってん、「できる時にしとこ」という意識が先になって)、焙煎を朝からやった。
気温がまだ午前中15度前後なので、汗はでないけど、これから先は、汗だくの焙煎日記をつけないと
いけないかもなんばん。そばも珈琲も「粒々皆辛苦の道」である。
水曜日の夕方、少し時間ができて、亀戸の骨董屋をのぞき、近くの鶏肉やで「親子卵焼き」(これがうまいんよ)、
鳥のもつ煮、シュウマイを買って、ぶらぶら徘徊しながら、オリンピックの前にきたら、マスクをした可愛いらしい子が
手をふってくれた。界隈で「ウクレレの流し」みたいなんをやっている「あかりんちゃん」だ。
最近、近くに大学ができたせいもあり、若者が闊歩する街になった。もちろん、買い物難民みたいなお年寄りが、
毎日カートに寄りかかりながら、十間橋通りを渡りアコレにいく姿に、ビクビク祈り(車にひかれんように)ながら
見ていることが多い。その昔は野良猫たちが、この通りでよく車にひかれていたけど、住宅バブル?で空き地が減り、
すっかり野良猫がいなくなった。東京という街は、野良猫やお年寄りむきに作られた街ではなく、
地方から若者を吸い上げて成り立つ世界屈指の「若者の生き血を吸う街」だ。
団塊世代と団塊ジュニア世代のふたつのピーク(Mライン?とかいう)
があったけど、これからその「わかもの」の数も少なる一方なので、東京でも「豊島区」が、過疎になるというような衝撃的な
発表があった。もたもたしていると、ここ墨田区も、豊島区(前は池袋に住んでいたけど、墨田区より若者が多いような気はするけど。。
なにせ「ブクロ」だよ?)と同じ運命になるっちゃない?
空き家が問題になっとうけど、これから「マンションの空き部屋」も、空き家の中にかなりカウントされるようになる。すると
一軒家よりも、壊したりするのが大変なので、大きな社会問題になるやろね。今回の戦争で攻撃を受けた街の映像が毎日
のように報道されているけど、昔の「木の家」でないので、あとかたずけが大変。もちろん、東京に「大地震」や「空襲」
があっても、同じことやろね。
そんな学生街みたいな押上に、昨年末、清住白川あたりで見るような素敵なカフェができきた。
大学の門の近くの踏切のそばの「踏切長屋」の一階にできた「オフコーヒー」。
そこで先日、あかりんちゃんがライブをやった。
せっかく、こーひーやで、ライブをやるんだったら、「珈琲ルンバをマスターするように」と伝言した。
昨日は、焙煎塾をやった後、オフコーヒーのたねちゃんに、「元気ブラン(珈琲焼酎)」をもっていった。
準備はできた。あとはあかりんちゃんが、令和の珈琲ルンバをマスターするだけだ。がんばれわかものたち!
「コーシールンバ」
昔 押上のコーシーやさんが
夢を忘れた あわれな男に
しびれるような香りいっぱいの
こはく色したコーシー焼酎を 教えてあげました
やがて こころ ウキウキ
とても不思議 このムード
たちまち 男は 若い娘と昼寝(しるね)した
コンガ マラカス
楽しいルンバのリズム
南の国の情熱のアロマ
それは素敵な飲み物
コーシー焼酎 「元気ブラン」
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーシールンバ