月曜の朝は卵かけごはん・・・

今月は「そばもん」を読み直した。あらためて「最近のマンガ本は、すごいな~」
と思う。そばの師匠の高橋さんの本も読んだけど、二度読みはしていない(笑)
押上の天真庵の改装を手伝ってくれたあいちゃんの嫡男が、15年前に生まれたばかりの赤子を
つれ、仕事をしてくれた。玄関のとこのステンドグラスは彼女の作品。その嫡男がこないだ「蕎麦打ち」
にきた。「そばもん、を、2回読んで予習してきました」とのこと。
これからは、マンガ本やYouTubeが、先生になる時代かもなんばん。

コロナで今はやっていないけど、「自分で鮨をにぎる会」というのをやっていた。
その前に「佐賀のがばいじいちゃんの鮨会」を3年やっていたので、その時にカウンターに
坐って、じいちゃんの鮨を食べた人たちが、天国にいったじいちゃんの鮨をオマージュする、
そんな会だった。島原に移住した「くちのつ巷珈琲焙煎所」のなつきくんのところでもやったし、
能登の「梅茶翁」でも何度かやった。そばに比べて、「特別な道具」がなくてできるのと、
それぞれ参加する人の「手」が道具になるので、コツがわかると、誰でもどこでもできる。

というわけで、今、「将太の寿司」というマンガを読んでいる。
そのマンガにも書いてあったけど、鮨の7割が「しゃり」、つまり酢飯。
あまり重きをおいていないばってん、それ(お米や炊き方)の良し悪しが、鮨の味をきめる。
今日の「卵かけごはん」のごはんは、「将太の寿司」に書いてあった「お米の洗いかた、炊き方」を参考に
して炊いた。お米と同割り(1:1)の「水」も大変重要だと書いていたので、能登の「藤瀬の霊水」を
使って炊いた。さっき炊き終えて、しゃもじでかきまぜ、その中に入れる「うめ星」(隕石玉)を取り出し、
そのまわりについた米つぶを、つまみ食いしてみた。これまでと似て非なる、筆舌を超えたシャリができた。
昔から、おいしいシャリを銀シャリといった。銀河を渡ってくる「隕石」の粉でつくったうめ星を入れて炊く
ご飯も、やはり「銀しゃり」だ。

みそ汁の味噌は「手前味噌」。味噌の麹や塩も、能登のものを使っている。味噌汁の実にも、
能登からつれてきたふきのとうを刻んでいれる。
今日の「香のもの」は、富来(とぎ)の「京屋」というお蕎麦屋さんのおばあちゃんがつくった沢庵。
これもまた秀逸。「能登はやさしや土までも」を彷彿させる味。感謝。

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