昨日は、珈琲のお弟子様が味噌作り。
今年あたり、お店をオープンさせる予定で、味噌も3つつくる。
しかし、一人暮らしのお母様の体調がすぐれず、急遽「おまかせ」
になった。今年は100人ちょいの味噌作りで、10人がコロナになったり、
濃厚接触者になったりして、スケジュールを変更したり、おまかせに変更したり・・
こちらが、コロナに感染したら、100人の家族の「味噌」が糞になるので、
かなり神経をとがらせた。筆子さんは、この一か月、ほとんど外出していないし、外食も
していない。わたしも、時間があれば徘徊散歩はするばってん、カフェやお店に出入りするのを
極力減らしている。味噌つくりもあと10人を残すだけ・・・
味噌作りは、一年に一度。この一年でみなの生活や家庭環境などが、がらっと
変わってしまったので、つもる話も濃い。恋の話ならともかく、複雑な濃い話が多い。
そしてまた、世界が「戦争」モードになってきたので、将来への不安は積るばかりだ。
夕方、近くの「お世話しあうはうす」の80歳のお世話係さんが、そばを手繰りにこられた。
白内障の手術をしたらしい。「すっきり見えるようになったでしょ」と尋ねたら、
「鏡を見て、『わたしこんなにシミだらけなの』と思いがっかりよ」とのこと。
「それに、掃除したと思った部屋にゴミがこんなにあるの・・にびっくりよ」とのこと。
補聴器をつけて、これまで聞こえないものが雑音として聞こえ、見えなくていいもんが
見えてがっかり・・・・そのおばあちゃんの口癖は
「認知症のひとって、みんな忘れることで、幸せそうよ。」
最近物忘れがはげしくなってきたけど、もしかしたら「幸せ街道」を歩きだしたのかもなんばん。感謝。