トラトラ・・オオトラの年賀状

年末が、年越しそばと年越し珈琲に明け暮れるので、元旦の日の朝に
年賀状がきて、「あ、友達はまだ存命だ」と確認してから、3日くらいに
返事を書く、というのがならわしになった。
それまでの空白の2日は相手も「のむらは存命か?」と心配しているのかもなんばん。

大学時代の友達たちも、「今年で会社を引退します」とか「田舎に引っ越して、ゆっくり暮らしています」
みたいなものが多くなった。ついこないだまでは、「結婚した」とか「子供ができた」とかいっては、
家族の写真を賀状にしたものが多かったけど、最後の10年「林住期」になると、「ひとり」をいかに
楽しむか、が課題になってくる。釣りしてる写真や、山登りをしている写真なんかが増えて、読んでいても楽しい。
乙女も男も「命短し恋せよ・・」だ。

ゴルフは趣味だった人も、社会的な肩書がなくなると、メンバー4人に
誘ってもらえる確率が少なくなる。こころの中では相手のパットを「はずれろ」と思っていながら、
いざはずれたら「おしかったですね」なんていって・・滑稽な社会の延長みたいなものを
生涯やっているのも、あわれだと思うので、「ひとり」でできる趣味をやったほうが、金もかからないし、
健康的だと思う。ゴルフ場の近くの山を歩いてみたら、鳥も鳴いているし、空気も違うし、へびやムカデさん
たちも元気に生きているのがわかる。ゴルフ場に、へびやムカデがいないのは、なぜ?

ぼくは、世界初のノマド型(移動式)の焙煎機を発明したので、今年からポツポツ旅をしながら、喫茶(酒も含む)を
楽しもうと思っている。夫婦ともに、行ったこのない「県」がないくらい、全国津々浦々にいった。
でも大半が「仕事」だったので、これからは、無目的に旅をしたいと思う。
この3年は、毎月東京と能登を往復しながら、旅人感覚で、道の途中で長野や新潟や富山などに立ち寄った。
車でいくので、気になる盛り場の居酒屋なんかは、素通りするしかなかった。今年からは、その界隈のビジネスホテル
に泊まって、ビジネスぬきで、うらぶれた酒場で、老夫婦ふたりできりもりしている食べログなどとは無関係な居酒屋なんかで、地元の酒を
燗にしてもらって、飲む・・・そんなことを考えている。
京都の「からふねや時代」の後輩から「たまには京都にきてください」と書いた賀状をもろうた。しばらくは
上洛はお預けになりそうだ。地方の観光客などいない、うらぶれた街を徘徊するほうが、おもしろそうだから・・・
まだまだ旅の途中であ~る!感謝