昨日は能登に初雪がふった。月に10日だけ能登なので、もしかしたら、ぼく的な初雪?
そんな中、雑誌の取材があった。「海岸で七輪で炭火焙煎している写真を撮りたい」
とのリクエストがあったので、OK牧場で取材の1時間前に、炭火をおこし、準備をした。
珪藻土の七輪は雨に弱いので、「どうぞ雪が雨にならないように・・」
と天に向かって祈った。どうにか祈りが通じ、小雪ですんで、一時間後に雑誌の編集者と
べっぴんさんフォトグラファーがやってきて、冬の厳しい自然の中での焙煎風景が撮れたみたいだ。
その後は、能登の家の撮影。
南條観山(なんじょうかんざん)先生の寒山拾得(かんざんじゅっとく)の軸や風呂先屏風(ふろさきびょうぶ)、頭山満(とうやまみつる)の軸、隠元和尚(いんげんおしょう)の軸や、久保忠廣さんの信楽の大壷、白井晟一翁の書、涼炉(りょうろ)や器局(ききょく)などの茶道具・・・
などを撮影していかれた。
「どぶろく造り」の神社が能登にある。天日陰比咩(あめひかげひめ)神社。
今日はそこで、サントゥールのジミー宮下さん三輪福さん奉納舞の神事が執り行われる。
おふたりとも、天真庵でライブをやっていただいたアーティスト。無駄のない縁でつながっているので、
午前中に焙煎をして、中能登にある神社に馳せ参じたいと思う。
天真庵のHPの「のと暮らし」に、三輪福さんたちとの稲の収穫祭の写真をアップした。
ぼくたちも、少し能登に根が少しついたかな・・・・という実感。