おからだ おだいずに・・の大橋社長も旅立った。

ぼくが唯一、東北弁?らしきものが言える言葉!
そんな名前のおからパンがあった。銀嶺食品・・?
福島のパン屋さん。大橋社長は生まれつき体にハンディーキャップがあり、
車いすで陣頭指揮をとっていて、東京にも月に一度ペースできていた。
ぼくと同じ昭和31年うまれ。鈴木大拙先生の「禅」の本を英語で読破し、英語と禅を
独学、パンもいろいろ工夫していて、「もち麦パン」は試行錯誤の段階から知っていて、
形が大きすぎたり、ふくらみすぎたりすると、勝手におくってきてくれ、天真庵で
はそれを酒肴にしたり、その縁で、四国の農家さんから「もち麦」をいただくことになった。
「地ぱん」「野さしそう」・・・おじさんギャグっぽいけど、唯一無二の日本人のパンをつくった。
「パンを耕した男」という本も書いた。

残念ながら、大橋雄二さんは、還暦の年の暮れに召された。

そろそろ味噌つくりの大豆を仕入れる季節になった。ときどき蕎麦を手繰りにきていたHくん
が大分の耶馬渓(やばけい)に移住し、自然農で大豆をつくってくれている。
その大分産、と能登や北海道の大豆、四国の黒豆を選べるようになっている。
来年は、東京から能登へ移住し「地球知足」という名前で、自然農をやっている若夫婦のつくる
大豆も予約できて、仲間に加わる。
「おからだ おだいずに」の仲間の輪が優美に広がっていきそうだ。

能登から毎月、霊水を60L汲んできて、珈琲やそばやお茶を淹れる。
「生きている水」という感じで、体の70%くらいの水分も質がかわり、魂まで
浄化される感じがする。炭火焙煎にかえてから、炭の残り火が毎日でるので、それを火鉢に
移して暖をとったり、お湯を沸かしたりする。かなり電気代やガス代の節約になる。
天気の良い日は、車の上にソーラーパネルをおき、車の助手席に置いてある蓄電池に電気を貯める。
昼間、アイピローなどの縫物をミシンでやったりする電源、pCやラジオ、夜のライトを使って
も充分ゆとりがある。キャンプなどの必需品になりつつあるが、「まさか」の時のサバイバルグッズ
としても約になつと思う。これと、アパ社長カレーが常備してあると、しばらくの「食」はOK牧場や。
七輪、炭、水のタンク、携帯トイレ、トイレットペーパ・・・それだけあれば、しばらく大丈夫。

昨日は、東京もグラリ、近畿もグラリ・・・
新しいおみくじが何やら株もあるし、政治や経済もこころもとない・・・
「自分流のサバイバル術」を磨いていないと、生きていけない時代になった。
人ごとじゃない。みんなの問題。

今日明日は12時から16時。
明後日からしばらく「能登休み」
残りの稲刈り、脱穀作業、梅の木の剪定などがまっている。

昨日・今日・明日・・小竹向原の「サイスタジオ」で、シチリアの風
という素敵な音楽会をやっている。もうすでに満席みたいだけど、
天真庵ゆかりのヨッシーこと、般若佳子さんの素敵なビオラ、篠崎陽子さんのマリンバ、北井千都代さんのダンスが
楽しめる。