♪しょうがない 雨の日はしょうがない・・

昭和の時代に、そんなフォークソングがあった。
昨日の昼間、少し青空が見えたので、いつものように海の近くで
焙煎をした。天地いっぱいの気をいただきながら、ガラガラ手回し焙煎機で
ブラジル、コロンビア・・・と順番にやっていたら、つぎのガテマラの時に雨が
降り出した。
能登の格言に「弁当忘れても、傘忘れるな」とうのがある。
傘をさして続けるわけもいかず、仕上げのモカは、七輪と焙煎機を
一輪車に積んで、母家の玄関で焙煎した。網戸をあけて煙もくもくサロン状態だった。
先日、ガンドを盗み食いした野良猫がよってきて、「いい匂いやけど、ぼくは魚のほうがいいや」
みたいな顔してた。のどかな能登時間。

今朝は海は時化ていたけど、青空が半分以上あったので、新しいタコ釣り糸をもって、
港へいく。風の強い時は、船の下とか、岸壁の隅のほうでタコは待機していることが多い。
ロープにタコヤンがひっからないように、船底をねらうと、一投目にタコがタコヤンを抱いた。
今日は新米でタコ飯をつくる。移住する前に、こんな夢をもっていた。

朝まずめに30分釣りをする。朝飯の後に一回蕎麦を打つ。
午後は晴耕雨読。夜は若い料理人がきて、ぼくはカウンターに座って
沈む夕陽を見ながら、釣った雑魚をつまみに一献

東京のお店をやめたら、そんな生活もいいな、と思う。いつでもOK牧場に近づいた。