ソロキャンプで珈琲飲むのに、必需品

昨日は「珈琲の焙煎塾」やった。
プロを目指す、まじめな女子が長いこと通っている。
そばも珈琲も、一年くらいまじめにやったら、ぼくよりも
上手くなるような傾向があることが最近わかった。
ただし・・
お店をつくったり、器を用意したり、設えを考えたり、接客をしたり、毎日毎日
同じようなことを繰り返すことを厭わない「忍耐力」があるやなしやが、アマチャン
とプロの大きな違いで、その距離は、黄河(はかったことないばってん、)のごと大きいような
気がする。

水曜日は、京都からふねや時代にいっしょに珈琲の仕事をやっていた後輩の墓参りに
伊那谷にいってきた。こちらは定休日だったばってん、めちゃくちゃ車が渋滞しているのを見て
、旗日であることを知る。先月から本格的にはじめた「炭火珈琲」を30年以上前に供えたイノダ(からふねやのライバルやけど・・)
のデミカップに毎年手向けた。両親もお墓に入ったので、来年からは少し要領を増やして、久保さんのマグカップにしようと思う。

墓参りの後は、近くの蕎麦屋で信州のそばを手繰る。
楓や木賊(とくさ)、しゃががきれいに整った庭に、蹲(つくばい)と織部灯籠(おりべとうろう)
が、落款(らっかん)のようにうまく配置された庭がある蕎麦屋。
12時前に駐車場に着いたけど、満車でしばらく待つ。庭を散策しながら一時間。
庭以外は、天真庵みたいなメニューで、主人とはまだ話したこと(いつも満席なので)ないけど、
自分の店でお客さんになったような気分。

そば前は長野の銘酒「真澄」(ますみ)、つまみは、蕎麦豆腐、そばがき、そば米雑炊がでる。
うちと違うのは、プラス「ねぎとえびのかきあげ」がでる。
そばは、信州の契約農家でつくっている蕎麦。暖かいそばは「花まき」(天真庵では11月から登場)

そば湯を飲み干すと、お抹茶と蕎麦粉の皮を焼いたんに、餡が入っている。くろもじで上品に
食べながら、薄茶を飲む。天真庵では、餡子ガレットという。昼そばセット(酒なしで、3900円也)
別メニューで「大久保醸造所の甘酒」というのがあった。つまり、かえしも同じ醤油をつかっておられる。

昨日は勉強会の後、近くの骨董屋で「おかもち」を見つけ・・・かっぱ橋へ歩いていく。
おかもちとは、江戸時代に、そばや、うなぎや、すしやの出前で活躍した桶(おけ)に取っ手とふたを
つけた道具。今はラーメン屋の出前する時のアルミの箱が主流。
いろんなキャンプ道具がでている。「ギア」なんていう。
七輪と、ちゃぶだいと、珈琲やお茶道具は、その「おかもち」にいれたら、ほとんどOK牧場の
ような気がする。感謝。