土曜・日曜日・・・夕方ベテランのそばもんたちが、元気にそばを
打ちにきた。そばを打つと、切れ端というか、切る時に、たたんだ部位や、
先っちょをそろえるために、包丁でチョキンと切り落とし、「そばかす」
ができる。それを水に溶いて(ブレンダーがあると、圧倒的に便利)、
テフロンのフライパン(鉄のフライパンで焼く時は、油ばひいてやって)に流しこみ、
とろけるチーズをのせ、その上にノリ(海苔よ、糊じゃまずいばい)をのせて焼く。
天真庵のガレット。無限シードルが手元にあると、「天下無敵のガレットセット」になる。
チーズのかわりに、鰹節をパラパラまいて、醤油をぱらっとかけて、海苔をのせると
「海苔弁ガレット」ができる。ときどき、作るけど、これなんて、卵かけごはんに次ぐ、
「スペシャル朝ごはん」だ。
能登は今、アオリイカ釣りの旬を迎えている。アオリイカやタコをガレットにすると、
筆舌が及ばない壷中天の世界。
ちょっとしゃぶしゃぶ(水を多くして)にして、たこ焼きをすると、酒を飲む間が
なくなるほど、楽しくて美味い夕餉フェスタになる。
今月は般若一家がきて、朝タコを釣る釣る(釣れないと、タコがウインナーになる)ところから
やった。栗ご飯をつくるために、自分の家の栗ひろいまで、子どもたちといっしょに
やった。ヘビもでるし、蚊やブヨにさされたりするけど、そんな体験から、自然とよりそい、
サバイバルな心身を鍛える基礎ができる。今の都市型の便利な暮らしや、偏差値教育重視の学校
や、過保護な家庭教育では学べないものがある。途中で子供たちが「もう、能登へはこない」と泣きべそをかいた
けど、返る際になって「またきていい?」となった。
来月あたりは、いよいよ稲の収穫祭。
今日明日あたりで、柚子胡椒作りが終わり、秋は梅茶翁で、「ペチカつくりのワークショップ」
も始まる。
「炭火焙煎 ほぼぶらじるスペシャル」の注文も増えてきたので、能登での炭火焙煎も、
いよいよ本格的に稼働しはじめる。
今年は自作のサツマイモも順調に育っているので、寒山拾得のように箒で落ち葉を掃き集め、
焼き芋もやってみたい・・・・・押上以上に「目白押し上げな田舎暮らし」の秋が近い。
これから、「卵かけごはん」・・・・「のと115」という椎茸で出汁をとり、みそ汁の実にする。
この「のと115」という椎茸は、スゴイよ。教えたくないくらい(すぐにネタをばらす)。