横須賀ブラジャー 銀ブラ・プレミアム

3年くらい前に、かすみちゃんたちと、早川の「ながや」に
ごはんを食べにいく途中、「横須賀ブラジャー あります」の看板を見つけ
「なにこれ?」と思い、お店の前のPOPを読んでみると、ご当地ドリンク
の名前で、ブランデーとジンジャエールで割ったカクテルであることが
判明した。浅草の「電気ブラン」も、もともとはそんなノリで作られた。

「銀ブラ」という言葉がある。一般的には、ブラタモリよろしく、銀座の街を
ぶらぶら散歩するようなイメージがある。ばってん、原点は「銀座でブラジルを飲む」
つまり珈琲を飲む、のを起源とする。銀座には、珈琲を喫するお店があまたあった。
昭和は遠くになりにけり。

先日、近くにできたカフェのスタッフが挨拶にきた。成人式ほかほか
みたいな女の子がカウンターにすわってメニューを見ていて「ほぼブラジル」を
見つけて、ケラケラ笑っている。「毎日、ファジーにブレンドするんですか・・ボリボリ」
みたいに聞くので、常連で隕石屋を秋葉原でやっているKに「説明してくれや」と頼んだら
「え・・・わかりませんよ」ときた。
「プロレスラーのボボ・ブラジル知らんのか?」と聞くと、「知りません」という。
「何年や?」と聞いたら「うさぎです」とのこと。45才・・・・
おっさんやと思ったけど、ホボブラジル世代とは、交差しないらしい。

銀座の隕石カフェのオーナーとも、そんな昭和のうんちく話をメールでやり取りをしていたら、
正式に珈琲豆の注文をいただいた。ホボブラジルが銀座のリングにあがる。
メールには、「炭火焙煎 『銀ブラ・プレミアム』をおくってください」とのこと。
銀座の隕石カフェは、アメリカンのことを、「アメリカーナ」というらしい。それも、うちのホボブラジルが採用された。
能登と押上で焙煎する「ホボブラジル」が、にわかに各上げされた、そんな気分だ。
「ノトリーナ」「オシアゲテーナ」・・いずれどこかで、そんな名前の珈琲になったりして・・・
リングネームも、ほぼほぼ、中庸なものがよろし?

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